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J-GLOBAL ID:201702227393011477   整理番号:17A1562319

長期アンドロゲン欠乏は中年ラットにおけるメタボリックシンドロームにつながる【Powered by NICT】

Does long-term androgen deficiency lead to metabolic syndrome in middle-aged rats?
著者 (13件):
資料名:
巻: 98  ページ: 38-46  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0267A  ISSN: 0531-5565  CODEN: EXGEAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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臨床観察研究と動物実験からの証拠は,性腺機能低下症はメタボリックシンドロームと関連していることを示唆した。多くの実験において,アンドロゲン欠乏は成人期における性腺摘出により誘導され,代謝パラメータに及ぼす性腺機能低下症の比較的短期効果は通常観測された。本研究の目的は,中年雄ラットにおける思春期前に開始する長期アンドロゲン欠乏の代謝効果を評価することであった。メタボリックシンドロームの成分を,18か月の年齢で雄,雌および去勢雄ラットで検討した。性差は血漿テストステロン,コレステロール,高密度リポ蛋白質および体重と経口ブドウ糖負荷試験時の血糖動力学でも観察された。生殖腺切除および長期性腺機能低下症は,血圧,血糖,血しょうインシュリンおよび尿酸のような代謝パラメータの大部分に影響を及ぼさなかった。唯一の例外は性腺摘出雄中に発見された肝の血しょうおよびトリアシルグリセロールで有意に高い肝臓酵素であった。低密度リポ蛋白質,中年男性の治療と雌レトロゾールとも,性腺摘出雄ラットにおけるテストステロンの代謝産物としてのエストラジオールの添加を除いて観察された代謝パラメータのいずれも変化した。著者らの結果は,思春期前に開始した長期性腺機能低下症は,中年雄ラットにおけるメタボリックシンドロームを誘導しないが,肝臓に影響する可能性があることを示唆した。中年ラットの代謝パラメータにおける性差はテストステロンにより仲介されない。性腺機能低下症は他の危険因子との組み合わせにおけるメタボリックシンドロームの素因となるかどうかはさらなる明確化を必要とする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生理活性ペプチド 
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