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J-GLOBAL ID:201702227509582167   整理番号:17A0975958

音源の特徴がマルチチャンネル音響方式の空間印象にもたらす影響

著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 13-18  発行年: 2017年 
JST資料番号: L4628A  ISSN: 0912-7283  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,音源のもつ物理的特徴がマルチチャンネル音響再生方式の空間印象知覚にどういった影響を与えるのか検討するための実験及び分析を行った。今回の実験では,まず音源の特徴が空間印象に何かしらの影響を与えているかどうかを確かめるために,音源の特徴にチャンネル数の違いの判別しやすさが影響を受けるかどうかを調査した。音源はシロフォンとチェロそれぞれの単音と短いフレーズを演奏しているもの計4種類を用意し,それぞれにコンサートホール収録した22チャンネルのインパルス応答を畳み込んで必要なチャンネル数を組み合わせることで5,7,9,13,22チャンネルの5種類の刺激音を作成した。音源の種類ごとにチャンネル数の違いが有意に知覚できているかどうか実験し,正答率を比較した。その結果,音源にシロフォン単音が用いられた時はチェロの単音及びチェロのフレーズ演奏に対してチャンネル数判別の正答率が低いということが有意に示された。また,楽器別にみるとシロフォンの方がチェロよりもチャンネル数の違いを判別することが難しい傾向があり,音源の長さでみるとフレーズ演奏よりも単音の方がチャンネル数の変化に気づきづらいことがわかった。更に,被験者を正答率ごとにグループ分けすると,正答率の高いグループ全員がシロフォン単音の時に最も正答率が低いという共通点がみられた。実験後に各被験者に行なったヒヤリングから,音源の種類によってチャンネル数の違いを判別する手がかりが異なると感じた被験者が多くいたことがわかった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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楽器音響 
タイトルに関連する用語 (3件):
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