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J-GLOBAL ID：201702227535122104   整理番号：17A1313341

miRNA-21とリン酸化酵素-張力蛋白質遺伝子の発現は,結腸直腸癌の浸潤と転移において,重要な役割を果たす可能性がある。【JST・京大機械翻訳】

著者 (2件)： Liu Zhangwei (白城医学高等専科学校,吉林 白城,137000) ,  Wu Xiaoyan (白城医学高等専科学校,吉林 白城,137000)
資料名： Zhongguo Laonianxue Zazhi  (Zhongguo Laonianxue Zazhi)
巻： 37  号： 7  ページ： 1659-1661  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2271A  ISSN： 1005-9202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】結腸直腸癌の浸潤および転移におけるmiRNA-21およびリン酸化酵素-張力蛋白質(PTEN)の作用機序を調査する。方法:大腸癌根治術を行った老年患者70例において、術中に癌組織標本と癌組織20cm以上の切り取った大腸正常組織を採取した。リアルタイム蛍光定量的RT-PCRを用いて,miRNA-21とPTENのmRNA発現を検出した。PTEN蛋白質の発現を,免疫組織化学とウェスタンブロット法によって検出した。結果:結腸直腸癌組織におけるmiRNA-21発現レベルは正常な切除組織より明らかに高く(P<0.05)、リンパ節転移を伴う結腸直腸癌患者のmiRNA-21発現レベルはリンパ節転移を伴わない患者より明らかに高かった。結腸直腸癌の浸潤深さの増加に伴い、miRNA-21の発現レベルは明らかに上昇した(P<0.05)。結腸直腸癌組織におけるPTEN mRNAの発現レベルは正常な切縁組織より明らかに低かった(P<0.05)。結腸直腸癌組織におけるPTENタンパク質の陽性細胞数は正常な切縁組織より明らかに低く(P<0.05)、PTENタンパク質発現レベルは正常な切縁組織より明らかに低かった(P<0.05)。リンパ節転移を伴う結腸直腸癌患者におけるPTEN mRNAと蛋白質発現は,リンパ節転移を伴わない患者より有意に低かった。結腸直腸癌の浸潤深さとDukes分期の増加に伴い、PTEN mRNAとタンパク質発現レベルは明らかに低下した(P<0.05)。Pearson相関分析により、以下のことが明らかになった。結腸直腸癌組織におけるmiRNA-21の転写レベルはPTEN mRNAとタンパク質発現レベルとの間に明らかな負の相関がある。【結論】miRNA-21の過剰発現は,結腸直腸癌におけるPTENの発現を下方制御し,結腸直腸癌の浸潤と転移をもたらす可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *タンパク質 ,  mRNA ,  ウェスタンブロット法 ,  *遺伝子 ,  大腸腫瘍 ,  ダウンレギュレーション ,  リンパ節転移 ,  患者 ,  RT-PCR法 ,  免疫組織化学
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  mRNA発現 ,  PTEN ,  *結腸直腸癌 ,  *miR-21 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (9件)： リン酸化酵素 ,  張力 ,  蛋白質 ,  遺伝子 ,  発現 ,  結腸直腸癌 ,  浸潤 ,  役割 ,  可能性