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J-GLOBAL ID：201702227568814993   整理番号：17A1119915

輸血関連急性肺損傷における内皮細胞と白血球抗体との相互作用【Powered by NICT】

Interaction of leucocyte antibodies with endothelial cells in transfusion-related acute lung injury

著者 (1件)： Bayat B. (Institute for clinical immunology and transfusion medicine, Justus Liebig University, Giessen, Germany)
資料名： Isbt Science Series: International Journal of Intracellular Transport  (Isbt Science Series: International Journal of Intracellular Transport)
巻： 12  号： 1  ページ： 268-271  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2626A  ISSN： 1751-2816  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輸血関連急性肺障害(TRALI)は輸血イベントに関連した時間的に肺水腫,呼吸窮迫,結果として低酸素を特徴とする重篤な肺反応である。抗体媒介TRALIでは,レシピエントの好中球と同種抗体反応性は主に肺損傷の原因となると考えられている。これら抗体はヒト白血球抗原(HLA)クラスIまたはIIまたはヒト好中球抗原(HNA)のいずれかを標的とする。同族抗原と抗体相互作用は好中球活性化と隔離,内皮損傷および肺損傷を誘導すると信じられている。好中球枯渇動物に及ぼすこれら抗体の効果はこの定説に異議を唱えた。以前の研究は,抗HNA抗体の中で,抗HNA3aは厳しい道路交通衝突事故と致死傷TRALIに関与していることを示した。抗HNA抗体のエピトープはコリン輸送体様蛋白質2(CTL2)好中球と内皮細胞を含む種々の細胞に広い発現パターンを持つ上に存在する。in vitroおよびin vivo研究は抗HNA3a仲介TRALIにおける肺損傷の開始剤として内皮細胞への抗HNA3aの結合を同定した。研究も,複数のシグナル伝達経路の引き金を引くことにより,内皮細胞上に発現する同種抗原に対するHLA抗体の結合は内皮機能に影響することを示した。は内皮細胞に結合するHNAとHLA抗体の影響に関する知見を要約すると抗体を介したTRALIの機構における内皮反応性抗体の寄与を明らかにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 好中球 ,  ヒト白血球抗原 ,  肺水腫 ,  *輸血 ,  in vitro実験 ,  *内皮 ,  *抗体 ,  エピトープ ,  呼吸困難 ,  反応性 ,  *相互作用 ,  タンパク質 ,  *内皮細胞
準シソーラス用語： *肺損傷 ,  輸血関連急性肺障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 抗体機能 ,  TRALI ,  輸血医学

分類 (2件)： 呼吸器の疾患  (GI03000Z) ,  呼吸器の臨床医学一般  (GI01030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 輸血 ,  急性肺損傷 ,  内皮細胞 ,  白血球 ,  抗体 ,  相互作用