抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:新生児における病理学的黄疸の程度と血清総ビリルビン(TBIL)レベル、ヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(HCT)値の関係を検討する。方法:2016年9月から2017年3月までの間に,著者らの病院で治療した114例の病理学的黄疸の新生児を研究対象とし,研究対象を軽度中度黄疸群(n=54)と重度黄疸群(n=60)に分け,各群間のHb,HCT値の差異を比較した。研究対象を低Hb群(n=53)と高Hb群(n=61)に分け、比較群間のTBIL値の差異を比較した。【結果】軽度の中等度黄疸群におけるTBILの血清レベルは,261.663±38.182μmol/Lであり,重度黄疸群のそれ(363.428±56.922)μmol/Lより有意に低かった。統計的有意差が認められた(t=-11.082,P<0.001)。しかし,2群間のHb含有量とHCT値に有意差は認められなかった(P>0.05)。Hb濃度は,2つの群の間に有意差があった(t=-15.193,P<0.05)ことが,2つの群におけるHb濃度における有意差を示した(P<0.05)。低Hb含有量群の血清TBIL(306.756±77.438)μmol/Lは高Hb群(324.968±60.999)μmol/Lより低く、統計学的有意差が認められなかった(t=-1.380,P=0.163)。結論:赤血球が異常に増加しない場合、病理性黄疸のビリルビンレベルは赤血球レベルの上昇に伴い上昇しない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】