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J-GLOBAL ID：201702227583782623   整理番号：17A1109089

マイクロレジームにおける析出合金の最も弱いサイズ:ジュラルミンの場合

The weakest size of precipitated alloys in the micro-regime: The case of duralumin

著者 (3件)： GAN Kefu (Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  GU Rui (Southern Univ. Sci. and Technol., Shenzhen, CHN) ,  NGAN Alfonso H.W. (Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 32  号： 11  ページ： 2003-2013  発行年： 2017年06月14日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 「小さい方が強い」のマイクロレジームは,金属ウィスカの引張試験が始めに報告されて以来,大きな関心を集めている。そこで本研究では,析出粒子微細構造を有するジュラルミン2025合金において,「最も弱いサイズ」の現象を実証した。サイズが約1から7μmの場合,ジュラルミンのマイクロピラーは,自由表面での転位の消耗が容易であるため,通常の「小さい方が強い」のサイズ効果を示した。サイズが約7μmより大きい場合には,強度はサイズに伴って増加した。そして,最も弱いサイズ領域では,サイズ範囲が大きすぎて転位の自由表面消滅が容易ではなく,効果的な析出硬化のためには小さすぎた。さらに,これよりも小さい領域では,通常のピーク硬度につながる析出状態は,合金の強化にあまり効果的ではなかった。ここでは,マイクロレジームにおけるサイズ効果の一般的な「小さい方が強い」の理解は,複雑な合金では完全ではなく,従来のマイクロサイズ合金には適用できないことを示した。

シソーラス用語： *サイズ効果 ,  問題解決 ,  *析出硬化 ,  微細構造 ,  アルミニウム合金 ,  ジュラルミン ,  *粒度依存性 ,  柱状晶 ,  転位【結晶】 ,  自由表面 ,  長さ ,  *機械的性質 ,  硬度
準シソーラス用語： ナノサイズ ,  マイクロスケール ,  マイクロピラー

分類 (2件)： 組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 析出 ,  合金 ,  サイズ ,  ジュラルミン