抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;B型肝炎ウイルスの大蛋白(Hepatitis B virus large protein、HBV-LP)の含有量と慢性B型肝炎(Chronic hepatitis B、B型肝炎)の治療効果との関連性を検討する。B型肝炎患者の抗ウイルス治療効果の予測に参考根拠を提供する。方法;192例のB型肝炎患者と120例の健康診断者(NC群)のB型肝炎の5項目とHBV-LPの含有量を測定し、B型肝炎治療前後のHBV DNA、HBV-LPの含有量の変化を測定し、HBV-LPの含有量とHBV DNAレベルの相関性を分析した。結果;B型肝炎患者におけるHBeAg陽性率とHBV-LPの陽性率は,NC群より高く,HBeAg陽性率はHBeAg陽性患者より高く,HBeAg陽性患者とHBeAg陰性患者のHBV-LP陽性率との間には有意差が認められた(P<0.05)。統計的有意差は認められなかった(P>0.05)。治療前と比較すると、治療後3カ月の患者において、HBV DNA、HBV-LPの陽性率及び定量は次第に低下し、治療6カ月後のHBeAg陽性率及び定量は次第に低下した。統計的有意差が認められた(P<0.05)が,HBV-DNAとHBV-DNAのコピー数との間には正相関があった(r=0.773,P<0.05)。HBV DNAをゴールドスタンダードとし、治療時間の増加に伴い、HBV-LPによるB型肝炎治療効果を評価する感度が次第に低下し、特異性が徐々に上昇した。結論;定期的にB型肝炎患者の血清HBV-LP含有量を測定することは、その治療効果を評価する上で積極的な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】