文献
J-GLOBAL ID:201702227640465483   整理番号:17A1237864

多発性硬化症:コレステロール認識の脂質と優位性に対する血清抗体の存在【Powered by NICT】

Multiple sclerosis: Presence of serum antibodies to lipids and predominance of cholesterol recognition
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  号: 10  ページ: 1984-1992  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0107A  ISSN: 0360-4012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多発性硬化症(MS)における脂質免疫学の多くの利用可能なデータの合成脂質を用いた研究から導出した,MSの免疫病原性における脂質の役割はあまり明らかになっていない。MSにおける脂質応答に対する本研究では,剖検脳組織からの天然脂質を行った。このために,脂質画分(n=9)はFolch法に従ってMS(n=3)と対照(n=2)白質から調製し,クロロホルム/メタノール中のそれらの溶解度に依存して特性化した。TLCは,MS症例由来の脳における,中性脂質は,コレステロールとコレステロールエステルに富んでいたが,対照脳由来の脂質はリン脂質の優位性を示すことが分かった。MS血清IgGおよびIgMは,対照血清よりも著効(p<0.05)を添加したMS脳脂質画分に結合することを見出した。F(ab)2分画はMS血清IgG結合は認識の特異的抗体型に依存することを明らかにした。MS脳脂質とELISA前にガラクトセレブロシド,sulfitides,ホスファチジルイノシトール,コレステロールと血清の予備吸着は,コレステロールが70%までIgGおよびIgM結合を減少させたことを示した。合成脂質を用いた実験により,MS血清によるコレステロール結合の優位性を確認した。著者らの結果は,MS血清からのIgGおよびIgM分画はMS患者の脳組織から単離した天然コレステロール及びコレステロールエステルを特異的に認識する,主にことを実証した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る