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J-GLOBAL ID:201702227665565784   整理番号:17A1406658

金属-絶縁体-金属構造における方形リング共振器をベースとする可変帯域阻止プラズモンフィルター

Tunable band-stop plasmonic filter based on square ring resonators in a metal-insulator-metal structure
著者 (3件):
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巻: 64  号: 19-21  ページ: 2221-2227  発行年: 2017年11月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここ数十年間における多くの研究努力の成果として,より小さな光学回路を実現するために,より小型のフォトニック集積回路素子を構築することが可能になってきた。サブ波長光の閉じ込めおよび超小型製品に対する需要の高まりに伴い,これまでのフォトニック素子は完全な解を提供することができなくなってきた。表面プラズモンポラリトン(SPP)は,金属-絶縁体構造の界面に沿って伝播する強く閉じ込められた励起である。高度に集積されたサイズにおける回折限界を克服することは,超小型光学素子の設計において重要な役割を果たすSPPの最も興味深い能力である。異なるプラズモニック構造の中で,金属-絶縁体-金属(MIM)ベースの構造は,上記の要求の実現のための最も有望な選択肢の1つである。サブ波長絶縁体領域における光の強い閉じ込め,優れた伝送効率および製造手順の単純さから,MIMベースの素子はナノスケールのフォトニック素子における優れた候補となっている。近年,MIM構造の興味深い特性が理論的かつ実験的に明らかにされ,フィルター,結合器,スプリッター,デマルチプレクサー,センサーなどの様々なタイプのプラズモン素子が開発されている。本稿では,MIM構造における方形リング共振器をベースとする可変帯域阻止型プラズモンフィルターの特性について報告する。ここでは,MIM-プラズモン帯域除去フィルターを提案し,その性能を検討した。このフィルターは入力と出力を接続するためのバス導波路を有し,その近くに方形のリングが組み込まれている。得られた結果から,リングの長さとサイズの増加がフィルタリングされた波長のレッドシフトにつながることが分かった。また,共振器の内部に別の方形リングを組み込むと,リングの品質係数を向上させる,より狭い阻止帯域幅が得られることも分かった。この2番目のリングを使用すると,提案したフィルターの品質係数は27から67に増大することが判明した。この機構は,リング共振器ベースの波長選択素子の性能を向上させるために強く推奨される。
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分類 (1件):
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光デバイス一般 

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