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J-GLOBAL ID:201702227710433857   整理番号:17A0372478

ヒト乳癌組織におけるビタミンD_3標的遺伝子の同定【Powered by NICT】

Identification of vitamin D3 target genes in human breast cancer tissue
著者 (9件):
資料名:
巻: 164  ページ: 90-97  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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複数の疫学研究は,高ビタミンD_3状態は改善された乳癌生存率と強く関連していることを示した。乳房上皮細胞における1α,25 ジヒドロキシビタミンD3(1,25D)の影響を受けた分子経路を明らかにするため,著者らはex vivo外植片系における1,25Dで処理した正常な人間の胸部および癌組織からRNAを単離した。RNA-Seqは1,25D処理に応答して増大し,正常乳房組織での発現が変化した127遺伝子乳癌組織における差次的に発現した523の遺伝子を明らかにした。GoSeq KEGG経路解析は1,25Dダウンレギュレーション細胞代謝経路と細胞間接着に関与する濃縮された経路を明らかにした。1,25Dによる更なる解析とアップレギュレーションのために選択された高度に1,25Dアップレギュレーション標的遺伝子CLMN,SERPINB1,EFTUD1,KLK6wereは乳癌細胞株におけるqRT-PCR分析と正常および癌乳房組織からのヒト臨床試料のサブセットにおいて確認された。ケトコナゾールは24 ヒドロキシラーゼ(CYP24A1)活性の阻害を介してCLMN,SERPINB1,KLK6mRNAの1,25D仲介誘導を増強した。CLMN,SERPINB1,KLK6の上昇した発現レベルは乳癌患者のための長期無再発生存率と関連している。本研究の主要な発見は,1,25Dへの正常および悪性乳房組織の曝露は,細胞接着,代謝経路と腫瘍抑制様経路の変化,疫学データ適切なビタミンD_3レベルは乳癌転帰を改善する可能性があることを示唆し支持することである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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