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J-GLOBAL ID：201702227715167118   整理番号：17A0292356

昭和戦前期における地方都市中心商店街の現代への継承に関する研究-石川栄耀が抽出した地方都市の「商店街盛り場」を対象として-

A STUDY ON SUCCESSION OF CENTRAL SHOPPING DISTRICTS IN PROVINCIAL CITIES FROM PRE-WAR PERIOD-Focusing on “Shotengai Sakariba” in provincial cities have criticized by Hideaki Ishikawa-

著者 (2件)： 宮下貴裕 (東大 大学院工学系研究科) ,  中島直人 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 733  ページ： 689-696  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では全国の地方都市の中心商店街を対象に,活発な商業活動や市民同士の交流が展開された戦前期における中心商店街の持つ性格がどの程度維持されているのかを明らかにした。研究では石川栄耀が「盛り場風土記」で商店街盛り場として取り上げた中心商店街を対象に,「都市における中心性の継承」と「商店街としての機能の継承」という2つの視点から,中心商店街としての性格が現代に継承されているか否かを検証した。その結果,対象の40都市のうち,「最も歩行者通行量が多い」「行政施策で都市の『中心』であると認識される」「中心市街地において地価が最も高い」との3基準を全て満たす中心商店街は9都市しか存在せず,多くの中心商店街は現代では都市における中心性が維持されていないとの結果を得た。

シソーラス用語： 時期 ,  *地方都市 ,  *市街地 ,  *商店街 ,  継承 ,  *街路 ,  改変 ,  中心 ,  都市史 ,  事例研究 ,  歩行者交通 ,  行政 ,  都市政策
準シソーラス用語： 昭和初期 ,  *中心市街地 ,  *盛り場 ,  近代化 ,  繁華街

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 戦前期 ,  地方 ,  都市 ,  継承 ,  研究 ,  石川 ,  商店街 ,  盛り場