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J-GLOBAL ID:201702227790461711   整理番号:17A0561890

食用イソギンチャクAnemonia sulcataおよびActinia equinaからの水性抽出物のin vitro抗炎症および細胞毒性効果

In Vitro Anti-Inflammatory and Cytotoxic Effects of Aqueous Extracts from the Edible Sea Anemones Anemonia sulcata and Actinia equina
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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海洋無脊椎動物はとりわけ栄養,農業および製薬業界などでの活用を目指して研究者の注目を集めている。イソギンチャク(刺胞動物Cnidaria)に関しては,代謝プロファイルと薬理活性剤の供給源としての潜在的価値についてはほとんど知られていない。本研究では,2種のイソギンチャクActinia equinaおよびAnemonia sulcataの化学プロファイルを,ダイオードアレイ検出器を用いた高速液体クロマトグラフィー(HPLC-DAD)により調べ,その免疫および胃細胞への影響を評価した。両種では,メチルピリジニウムアルカロイドのホマリンが水性抽出物中の主要化合物であった。この抽出物は炎症のマクロファージモデルにおいてリポ多糖(LPS)誘導性の一酸化窒素(NO)および細胞内活性酸素種(ROS)のレベルを低下させるのに有効であった。抽出物もアルカロイドホマリンも,炎症カスケードの初期段階において中心的な酵素であるホスホリパーゼA2(PLA2)を阻害するのに有効であった。これらの抽出物の経口消費を模倣するため,ヒト胃細胞に対する効果を評価した。カスパーゼ-9活性化は検出されなかったが,小胞体に常在するカスパーゼ-4,そしてカスパーゼ-3も活性化されたという事実は,ヒト胃細胞における非古典的アポトーシス機構を指し示す。本研究は,ヒト栄養中に増加しつつあるイソギンチャクの毒性および生物学的潜在力に関する新たな洞察を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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アルカロイド  ,  生体物質一般  ,  動物の生化学  ,  消炎薬の基礎研究  ,  酵素一般 
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