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J-GLOBAL ID:201702227797854605   整理番号:17A1181452

相互下層土移動実験における基質利用性と生息地条件の変化に対する微生物群集の応答【Powered by NICT】

Microbial community response to changes in substrate availability and habitat conditions in a reciprocal subsoil transfer experiment
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  ページ: 138-152  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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表土における微生物の豊度に影響する生息地条件はよく知られているが,これらの動力学は,より深い土壌層位における探索されてなかった。ドイツ,ニーダーザクセン州における~100年古いヨーロッパブナ(Fagus sylvaticaL.)森林からの酸および砂質Dystricカンビソル内の交互土壌移動実験を用いて下層土における微生物の特定のグループへの微生物群集組成と炭素フローに及ぼす基質アベイラビリティと環境条件の影響を調べた。10~20cm(SUB20)と110~120cm(SUB120)土壌深さからの下層土と異なる量~13C標識セルロース(両土壌層のそれぞれの有機炭素含有量の1%および5%)の添加を充填した容器は,家庭の野外環境における曝露または一四および十二か月のSUB20とSUB120層の間の相互に移した。十二か月の曝露中,~13Cは全微生物バイオマスにおける15%までと真菌PLFAの25%までを蓄積した。20または120cm深さに位置するSUB20試料における類似した微生物~13C取込速度は,分解者群集に対する深さ依存性作用をもつ両土壌環境において同程度の微気候条件を示さなかった。低窒素利用性(一次C制限が緩和された時)及び水含有量は両方の深さでの細菌成長と活性を限定されてはいるが,真菌の豊度と活性は菌糸成長と高い耐干性による周囲の土壌内での資源を効率的に利用する能力によって影響されなかった。細菌PLFA(リン脂質脂肪酸)は真菌よりも~13Cで組み込んだ。120cm深さでSUB120試料中の比較的高い,1%から5%までセルロース添加直線的に増加し,~13C取込速度はより深い土壌層における効率的な炭素ターンオーバーの可能性を明確に示した。下層土微生物とその基質の間の空間的分離は,下層土における炭素蓄積に影響する重要な因子である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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