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J-GLOBAL ID:201702227829848060   整理番号:17A0982289

N-H結合解離エンタルピーおよび容易な水素原子移動によるFe-N2およびFe-CN還元の初期中間体

N-H Bond Dissociation Enthalpies and Facile H Atom Transfers for Early Intermediates of Fe-N2 and Fe-CN Reductions
著者 (2件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 3161-3170  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物学的窒素固定に関連して,一連の鉄窒素および鉄窒化炭素錯体の水素化を検討した。前報の[P3SiFe-C≡N]および[P3SiFe-N≡N]錯体(P3Si=トリス(2-ジフェニルホスフィノフェニル)シラン)から出発してプロトン化反応条件を検討した。[P3SiFe-N≡N]錯体から予期される[P3SiFe-N=NH]錯体は不安定で単離できず,[P3SiFe=N-NH2]+[P3SiFe=N2]への不均化が推定された。溶液の紫外可視吸収スペクトル,赤外スペクトル,サイクリックボルタンメトリー,EPRスペクトル,57FeMoessbauerスペクトルにより反応機構を推定した。四種の錯体,[P3SiFe-C≡NMe][OTf],[P3SiFe=C=NMe],[P3SiFe≡C-N(Me)H][BArF24],[P3SiFe=N-N(Me)H][OTf],を合成し,X線回折により結晶構造を決定した。[P3SiFe-N≡N]の逐次的末端N-H結合のホモリシス解離エンタルピーはFe-N=NHの≦37kcal/molからFe=C=NHで44~65kcal/molと低く,これらの経路による窒素分子からアンモニア生成が容易であることを推定した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄の錯体  ,  酵素一般  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造 

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