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J-GLOBAL ID:201702227830933250   整理番号:17A1233812

てんかん発生中の(免疫)プロテアソームサブユニットの発現増加はラパマイシン経路の哺乳類標的の阻害により減弱される【Powered by NICT】

Increased expression of (immuno)proteasome subunits during epileptogenesis is attenuated by inhibition of the mammalian target of rapamycin pathway
著者 (12件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1462-1472  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0368A  ISSN: 0013-9580  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラパマイシン(mTOR)経路の哺乳類標的の【目的】阻害は種々のてんかんモデルにおけるてんかん発生を減少させ,おそらく炎症性プロセスの阻害,プロテアソーム系を含む。プロテアソーム系の調節におけるmTOR阻害の役割を研究するために,てんかん発生の間(免疫)プロテアソーム発現,並びにmTOR阻害剤ラパマイシンの影響を調べた。【方法】構成(β1, β5)及び免疫プロテアソーム(β1i, β5i)サブユニットの発現は側頭葉てんかん(TLE)の電気後てんかん重積状態(SE)ラットモデルにおける免疫組織化学を用いててんかん発生中に調べた。ラパマイシンの影響を6週間処理した後SEラットにおける(免疫)プロテアソームサブユニット発現について検討した。(免疫)プロテアソーム発現は,SEまたは薬剤耐性TLEを受けた患者の脳組織で検証し,ラパマイシンの影響は初代ヒト星状細胞培養で研究した。【結果】後SEラットでは,増加した(免疫)プロテアソーム発現は海馬と梨状皮質内のニューロンと星状細胞におけるてんかん発生を通じて見られ,てんかんの進行型を発症したラットで最も明白であった。ラパマイシン投与後SEラットは減少した(免疫)プロテアソーム蛋白質発現と賦形剤投与ラットと比較して自然発症発作の低い数を持っていた。(免疫)プロテアソーム発現もSE後および薬剤耐性TLE患者におけるヒト海馬内のニューロンと星状細胞で増加した。培養ヒト星状細胞を用いたin vitro研究は,インターロイキン(IL)- 1β(免疫)プロテアソーム遺伝子発現は,ラパマイシンにより減弱されることを示した。意義:ラットでの自発性発作の発生,てんかんの進行と関連しており,mTOR経路を介して調節される前(免疫)プロテアソーム系の調節異常が観察されたので,てんかんにおける薬物治療のための興味ある新しい標的であるかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療  ,  酵素一般 
物質索引 (1件):
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