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J-GLOBAL ID：201702227857864481   整理番号：17A1925979

降雨と非降雨日におけるカラマツの天然林の蒸散と蒸発散の特徴【JST・京大機械翻訳】

Characteristics of transpiration and evapo-transpiration from natural Larix gmelinii forests on rainy and non-rainy days

著者 (2件)： Liu Jialin (東北林業大学林学院,哈爾浜,150040) ,  Man Xiuling (東北林業大学林学院,哈爾浜,150040)
資料名： Shengtai Xuebao  (Shengtai Xuebao)
巻： 37  号： 15  ページ： 5059-5069  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0885A  ISSN： 1000-0933  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 樹液流法と渦相関法を用いて,Larix gmeliniiの天然林における樹木の蒸散(T)と生態系蒸発散(ET)を連続的にモニターした。単一樹木の蒸散水のスケールを拡大し,降雨と非降雨日における総蒸散(Tot)とその蒸散成分(優勢な木の蒸散,中程度の木の蒸散と低い木の蒸散),および生態系ETの変化特性を分析した。水蒸気圧欠乏(VPD)と正味放射(Rn)変化に対するTtotとETの応答を検討した。結果は以下を示した。降雨と非降雨日の各段階における樹液流速度の日変化は典型的な単一ピークパターンを示し、降雨日のTtot(9.7mm)は非降雨日(31.4mm)より低く、同時にTdは降雨と非降雨日において、TiとTsより明らかに高かった。降雨日のET(24.7 mm)は非降雨日(50.6mm)より低く、潜熱流束と同期Rnの比(31%)は非降雨日より高く(25.1%)、非降雨日の環境条件は植物-大気界面の水蒸気フラックス交換に有利であることが分かった。降雨日のTtot/ET、Td/ET、Ti/ETとTsET(それぞれ38.1%、27.2%、8.5%と2.4%)は非降雨日(それぞれ65.0%、45.5%、15.3%と4.2%)より低かった。降雨日のETは自由水蒸発を主とし、非降雨日の場合はTdが優勢であることを示した。同時に、優勢木の蒸散水のみを平均レベルとして、スケールにおいて、林分の蒸散能力を過大評価することができる。全体的に、TlotとVPD、Rnとの相関性はいずれもETより高く、すなわちTtotは環境因子に対する応答がやや敏感である。同時に、RnとTot、ETとの相関性はVPDより高く、Rnが生態系の水蒸気フラックスを駆動する主要な条件であることを示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラドン ,  界面 ,  日変化 ,  *天然林 ,  *カラマツ ,  *降雨 ,  林分 ,  生態系 ,  *蒸散 ,  *蒸発散 ,  *蒸発
準シソーラス用語： 環境因子 ,  環境条件 ,  渦相関法 ,  樹液流動 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： sap flow method ,  eddy covariance technique ,  precipitation ,  tree differentiation ,  transpiration ,  evapotranspiration

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  森林生物学一般  (FF02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 降雨 ,  カラマツ ,  天然林 ,  蒸散 ,  蒸発散