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J-GLOBAL ID：201702227877721605   整理番号：17A1061000

草地耕地への変換は微生物多様性を減少させ,群集組成を変化させる【Powered by NICT】

Conversion of grassland to arable decreases microbial diversity and alters community composition

著者 (3件)： French Katherine E. (Department of Plant Sciences, University of Oxford, South Parks Road, Oxford, England OX1 3RB, United Kingdom) ,  Tkacz Andrzej (Department of Plant Sciences, University of Oxford, South Parks Road, Oxford, England OX1 3RB, United Kingdom) ,  Turnbull Lindsay A. (Department of Plant Sciences, University of Oxford, South Parks Road, Oxford, England OX1 3RB, United Kingdom)
資料名： Applied Soil Ecology  (Applied Soil Ecology)
巻： 110  ページ： 43-52  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0756A  ISSN： 0929-1393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 集約的に管理された耕地に多様な景観の迅速な全体変換は,微生物多様性を減少させ,天然土壌の長期肥沃度を脅かす可能性がある。以前の実験室および実験的研究は,矛盾する結果を提供する:いくつかは強化栽培下での全体的な微生物多様性とある種の有益な微生物の低下を記録したが,他のものは変化(あるいは増加)多様性は報告していない。しかし,実際の農地で実施された研究はほとんどない。農業か強化は,天然微生物群集を変化させ,耕地転換はこれらの過程を逆転することができるかどうかを調べるために細菌の16Sと真菌ITS1領域のIllumina配列決定法を用いたイングランド,Oxfordshireにおける36現在および過去の草地の土壌メタゲノム群集を分析した。土地利用変化は,細菌多様性または特異的有益な分類群(窒素固定細菌と菌根)に影響を及ぼさなかったことを示した。しかし,菌類の多様性は低下し,植物病原菌(例えばOlpidium)であることが知られている特定の微生物叢は農業改善場に有意に多かった。耕地転換が起こった場所について,全体的な植生の多様性と菌豊度は低かったが微生物群集は未改良草原からのものと類似していた。種の豊富な草原とそれらに関連した微生物多様性の保存は,将来の持続可能な農業のための重要な資源になり得る。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 植物病原菌 ,  栽培 ,  *草原 ,  窒素固定 ,  細菌 ,  *微生物 ,  *農地 ,  真菌類 ,  肥沃度 ,  ミクロフローラ ,  菌根 ,  持続可能な農業
準シソーラス用語： 微生物コンソーシアム ,  *群集構造 ,  *微生物多様性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 農業集約化 ,  メタゲノミクス ,  土壌管理 ,  土壌病原体 ,  窒素固定細菌 ,  菌根

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 草地 ,  耕地 ,  微生物多様性 ,  群集組成