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J-GLOBAL ID:201702227881506143   整理番号:17A1120548

キトサンのポリイオンコンプレックスゲルを用いたラット骨髄間質細胞のカプセル化とスクシニル化ポリ(Pro-Hyp-Gly)【Powered by NICT】

Encapsulation of rat bone marrow stromal cells using a poly-ion complex gel of chitosan and succinylated poly(Pro-Hyp-Gly)
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 869-876  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2668A  ISSN: 1932-6254  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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三次元(3D)足場への幹細胞のカプセル化は組織再生を達成する必要がある。繊維または多孔質スポンジのような,プレハブ3D足場は均一な細胞分布に関する限界がある。動物由来コラーゲンゲルのような細胞をカプセル封じできるヒドロゲルは,細胞混合に及ぼすpHおよび/または温度の調整が必要である。本報告では,著者らは,キトサンとスクシニル化ポリ(Pro-Hyp-Gly)のポリイオンコンプレックス(PIC)ヒドロゲルを作製し,ラット骨髄間質細胞のカプセル封じ後の細胞生存性に及ぼすその影響を評価した。PICヒドロゲルは各前駆体3.0 3.8mg/mlの低い濃度で得ることに成功した。最大ゲル化と膨潤比はアニオン性およびカチオン性基の等モル比(1:1)で達成された。カチオン前駆体として酢酸キトサンを用いたキトサン塩化物よりも有意に大きいゲル化率と優れた膨潤比の両方とPICヒドロゲルを生成した。アニオン前駆体としてアンモニウムスクシニル化ポリ(Pro-Hyp-Gly)は,ナトリウムスクシニル化ポリ(Pro-Hyp-Gly)のものと類似しているゲル化と膨潤比を与えた。細胞カプセル化は,その形成時のPICヒドロゲルによるラット骨髄間質細胞を混合することにより同時に達成できた。PICヒドロゲルは37°Cで7日間培養培地で維持され,カプセル化した細胞は生存し,増殖していた。その機能性を改良するために必要であるが,このPICヒドロゲルは,セルカプセル封じ及び組織再生のための3D足場として作用する可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  高分子固体の構造と形態学 
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