抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環太平洋パートナーシップ(TPP)が日本の飼料価格に与える影響と飼料の価格を構成する要因を解説する。大部分の配合飼料用輸入原料はすでに無税となっており,TPPの影響は少ないと考えられる。日本で生産される配合飼料は2298万t(2014年),飼料穀物輸入量は1229万t(同)であり,配合飼料原料の半分以上はトウモロコシを主とする輸入品である。配合飼料の価格を構成する要因である原料価格(トウモロコシ,その他),飼料工場での加工賃,工場から畜産生産現場への運送などについて解説する。原料価格は主原料であるトウモロコシの流通・取引を例に現地買付から工場搬入までの要因別に詳しく解説する。