文献
J-GLOBAL ID:201702227887377773   整理番号:17A1442345

慢性B型肝炎感染チュニジア人患者における可溶性HLA-G分子レベルの上昇【Powered by NICT】

Increased levels of soluble HLA-G molecules in Tunisian patients with chronic hepatitis B infection
著者 (20件):
資料名:
巻: 24  号: 11  ページ: 1016-1022  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2670A  ISSN: 1352-0504  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
B型肝炎ウイルス(HBV)感染は,世界的な健康問題である。HBV感染における免疫寛容の機構は不明である。宿主免疫応答はHBV感染の転帰を決定する上で重要な役割を果たしている。ヒト白血球抗原G(HLA G)はimmunotolerogenic過程と感染症に関与している。本研究はHBV感染における可溶性HLA-G(sHLA G)とそのイソ型の関与を検討することを目的とした。全sHLA-G(HLA-G1およびHLA-G5を当てを含む)は,95名の慢性HBV患者におけるELISA,83自然レゾルバおよび100人の健康な対照(HC)により分析した。sHLA-G二量体の存在を明らかにするため,著者らは,免疫沈降およびELISAにおけるsHLA-Gの陽性試料のウェスタンブロット解析を行った。sHLA-Gの血清レベルは有意に自然レゾルバおよびHC(P<.0001)と比較して慢性HBV患者で増加した。興味深いことに,我々は自発的にレゾルバおよびHC(P<.001)より慢性HBV患者におけるsHLA G1のレベル増加を見出した。さらに,HLA-G5の発現は自発的にレゾルバ(P=.026)より慢性HBV患者の血清中の高いようである。HLA-G二量体の解析は,HCに慢性HBV患者の93%,自然レゾルバで67%と60%のホモ二量体の存在を示した。これらの結果は,sHLA-GはHBV感染の結果において重要な役割を持つ可能性があるという証拠を提供し,感染転帰のバイオマーカーとして提案されている。寛容原性関数に基づいて,HLA-GはHBV慢性感染を治療するための新しい有望な免疫療法アプローチとして考えられるかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

前のページに戻る