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J-GLOBAL ID：201702227889669570   整理番号：17A1407322

精子のテロメアの長さへの高度に汚染された環境の影響:パイロット研究

Effects of Highly Polluted Environment on Sperm Telomere Length: A Pilot Study

著者 (8件)： VECOLI Cecilia (Inst. of Clinical Physiology, CNR, Pisa, ITA) ,  MONTANO Luigi (Andrology Unit of the “San Francesco d’Assisi” Hospital, Salerno, ITA) ,  BORGHINI Andrea (Inst. of Clinical Physiology, CNR, Pisa, ITA) ,  NOTARI Tiziana (ASL Salerno Vallo della Lucania Hospital, Salerno, ITA) ,  GUGLIELMINO Antonino (HERA Center, Catania, ITA) ,  MERCURI Antonella (Inst. of Clinical Physiology, CNR, Pisa, ITA) ,  TURCHI Stefano (Inst. of Clinical Physiology, CNR, Pisa, ITA) ,  ANDREASSI Maria Grazia (Inst. of Clinical Physiology, CNR, Pisa, ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 8  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い環境圧が精子の品質に影響して雄性稔性を損なうが,実際の効果はまだ議論の余地がある。本研究で筆者らは,白血球(LTL)と精細胞(STL)の両方の中のテロメアの長さ(TL)への環境曝露の影響を評価した。バイオモニタリングのパイロット研究が,高い環境圧(n=57,高いグループ)と低い環境圧(n=55,低いグループ)に分類されるカンパニア州(南イタリア)の様々な地域の健常な112名の男性で実行された。TL分析は,定量的なリアルタイム-PCRによって評価された。STLは,年齢(p=0.6),又はLTL(p=0.7)のいずれとも有意な相関関係がないが,低いグループと比べて高いグループで顕著に長い(p=0.04)。高いグループ,又は低いグループでの白血球のTLの間に有意差は観察されなかった。本研究の結果は,大きな環境曝露の地域での男性のSTLが顕著に増大することを示した。この知見は,ヒト精液が環境曝露の前哨バイオマーカーであるという見解を支持する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *精子 ,  *テロメア ,  *長さ ,  *環境汚染 ,  パイロット試験 ,  雄性不稔 ,  白血球 ,  *曝露 ,  汚染監視 ,  環境モニタリング ,  リアルタイムPCR法 ,  ヒト ,  精液 ,  バイオマーカー
準シソーラス用語： *テロメア長 ,  精細胞 ,  *環境曝露 ,  バイオモニタリング

分類 (2件)： 生殖生理一般  (EJ15010E) ,  泌尿生殖器の医学一般  (GM01010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 精子 ,  テロメア ,  汚染 ,  環境 ,  パイロット ,  研究