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J-GLOBAL ID:201702227920938218   整理番号:17A0340805

小型試験体による木造断熱壁体の防火性能予測に関する研究 ロックウール断熱材を用いた各種断熱工法の準耐火性能の予測可能性の検討

STUDY ON THE PREDICTION OF THE FIRE PROTECTION PERFORMANCE OF INSULATED WOODEN-WALLS BY SMALL-SCALE SPECIMENS Predictability of quasi-fireproof performance of external wooden walls with rock-wool insulation
著者 (4件):
資料名:
号: 733  ページ: 183-193  発行年: 2017年03月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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断熱材や断熱工法が外壁の防火性能に及ぼす基本的な影響を,火災加熱中に断熱材が溶融・燃焼しない最も基本的な条件で把握するため,ロックウール断熱材を用いた45分,60分準耐火軸組木造外壁を対象に,小型試験体による非載荷の加熱実験を実施し,考察を行った。加熱終了時の木造断熱壁体の内部温度分布は,中空層がない場合は一次元定常計算によりやや高温側で予測できることがわかった。壁体断熱部における常温時の熱貫流抵抗が45分準耐火外壁で1.70m2K/W以上,60分準耐火外壁で2.10m2K/W以上あれば,遮熱性を確保できる見通しが得られた。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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火災 
引用文献 (16件):
  • 1) 糸毛治, 長谷見雄二, 鈴木大隆:ロックウール断熱材を用いた木造断熱壁体の防耐火性能に関する研究, 日本建築学会環境系論文集, 第676号, pp433-441, 2012.6
  • 2) 財団法人建築環境省エネルギー機構:住宅の省エネルギー基準の解説第3版第7刷, 2010.12
  • 3) 地方独立行政法人北海道立総合研究機構:防耐火性能試験・評価業務方法書, 2015.6
  • 4) 安井昇, 長谷見雄二, 秋月通孝, 馬屋原敦, 大西卓, 上島基英, 畑俊充, 木村忠紀, 田村佳英, 村上博:木造土壁の各部仕様が防耐火性能に及ぼす影響, 日本建築学会環境系論文集, 第567号, pp7-13, 2003.5
  • 5) 小幡守著:最新建築学シリーズ 3. 最新 建築構造力学I 第1版第8刷, 森北出版(株), 1994.9
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