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J-GLOBAL ID:201702227969083407   整理番号:17A0884059

ヒト口腔癌細胞の転移と浸潤に対するLeucaena leucocephalaの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effects of Leucaena leucocephala on the metastasis and invasion of human oral cancer cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1765-1774  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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口腔癌は世界的に最も一般的な癌の一つであり,転移はその低生存率の原因となる主要な因子として認識されている。転移進行の阻害と口腔癌の生存率の向上が重要な研究目的である。ミモザ枝Leucaena属からのLeucaena leucocephalaは中央および南アメリカ原産であり,様々な障害の治療のための伝統的治療薬として使用されてきた。以前の研究では,L.leucocephala植物材料の抗癌特性と同様に抗酸化,抗炎症を示した。しかし,L.leucocephalaにより誘導された抗癌効果の基礎となる分子機構は不明のままである。本研究では,SCC-9とSAS口腔癌細胞に及ぼすL.leucocephala抽出物(LLE)の影響を調べ,関与する潜在的阻害機構を検討した。結果は,LLEはマトリックスメタロプロテイナーゼ2(MMP 2)の活性及び蛋白質発現を減少させることによりSCC-9とSAS細胞の遊走および浸潤能力を抑制することを示した。マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)経路は,ERK1/2とp38のリン酸化は,LLEの存在下で有意な阻害効果を示した。ERK阻害剤とp38阻害剤の適用は,両シグナル伝達経路は細胞転移の阻害に関与していることを確認した。これらのデータは,L.leucocephalaは口腔癌の予防と治療と今後の抗癌研究のための顕著な植物源の強力な治療薬であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物起原の毒性  ,  生薬一般 

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