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J-GLOBAL ID:201702227975699535   整理番号:17A1546893

Ca~2+イオンに関するAP5により誘発された抗不安様行動と回避記憶障害に及ぼすCA3GABA_B受容体の役割【Powered by NICT】

The role of CA3 GABAB receptors on anxiolytic-like behaviors and avoidance memory deficit induced by D-AP5 with respect to Ca2+ ions
著者 (10件):
資料名:
巻: 79  号: PB  ページ: 515-524  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0252A  ISSN: 0278-5846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルタミン酸作動性およびGABA作動性系は海馬において鍵となる役割を果たし,不安および記憶関連疾患の病因に影響する。関連疾患を管理するためのアプローチとしての中枢神経系(CNS)の異なる領域におけるこれらの二つの系の機能をバランスの役割を評価した。予備試験のD-AP5(NMDA受容体アンタゴニスト)によるNMDA受容体遮断に関連したGABA_B受容体(GABA_BRs)の役割を理解するために高架式十字迷路における試験-再試験プロトコルを用いた不安と回避記憶状態を調べた。また,SKF96365(Ca~2+チャンネル遮断薬)を用いた細胞への入口をブロックすることによりCa~2+イオンの機能を検討した。薬は試験前のCA3領域に注入した。著者らのデータは,D-AP5は抗不安様行動を誘導し,回避記憶を障害することを示した。バクロフェン(GABA_BR作動薬)ではなく,ファクロフェン(GABA_BRアンタゴニスト)の注入は,抗不安様行動を誘導した。バクロフェン,ファクロフェンも回避記憶に関連する行動を変化させた。バクロフェンはD-AP5前に注射したとき,それはD-AP5により誘発された抗不安様行動を増強したが,回避記憶に対するその効果を相殺した。ファクロフェン前処理はD AP5誘導抗不安様行動を減弱したが,回避記憶に対するその効果を増強した。heist用量で回避記憶に対するD-AP5前の不安とファクロフェン応用に関するD-AP5前のバクロフェン投与の影響は移動運動の減少を伴っていた。SKF96365の適用は不安様行動を変化させなかったが,回避記憶障害を誘導した。バクロフェンとD-AP5の組合せ前SKF96365応用は不安と記憶状態に対するバクロフェンとD-AP5の組み合わせによって生じる効果を相殺した。著者らの知見は,CA3GABA_BRsはD-AP5により誘発された抗不安様行動と回避記憶障害において重要な役割を持ち,観察された結果におけるCa~2+イオンの役割を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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精神科の基礎医学 
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