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J-GLOBAL ID:201702228012191760   整理番号:17A0704209

NO直接分解中のパラジウムの化学的状態の理解-前処理環境と反応温度の影響【Powered by NICT】

Understanding the chemical state of palladium during the direct NO decomposition - influence of pretreatment environment and reaction temperature
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 32  ページ: 19645-19655  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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N_2とO_2へのNOの直接分解は,自動車や種々の燃焼プロセスからのNOの除去に理想的な解を提供する。分解は熱力学的に有利な(25°CでΔG= 86.6kJ/mol~ 1)が,速度論的に335kJ/mol~ 1の高い活性化障壁により妨げられ,触媒を使用することは不可欠である。担持Pd触媒は,300°Cから1000°Cの範囲の反応に対して研究した。しかし,種々の反応温度での反応中のパラジウムの機能はまだ不明である。SiO_2担持パラジウムは反応温度に関してパラジウム化学状態の変化を理解するために,動的および定常状態の両方のモードで100~800°Cの温度範囲上の直接NO分解のモデル触媒系として調べた。パラジウムの触媒組成すなわちPdの三種類,Pd-PdOのPdOと混合物は,系統的な比較のための前処理環境を制御することによってシリカ表面に作製した。キャラクタリゼーションと触媒性能を組み合わせて,低温領域(<500 °C)の反応は,触媒ではなく,NOは化学的に金属Pdと反応して,PdOを形成することを明らかにした。金属Pdの酸化能力は金属Pdの粒径に敏感であった。触媒は水素前処理した触媒と比較してヘリウム収率Pd-PdO複合構造と高活性金属表面積の前処理と低い反応温度(<500 °C)で高い転化率を示さなかった。500°C以上の温度において,PdOは酸素を放出,安定な直接NO活性をもたらすによる金属Pdに変換した。著者らの結果は,遅延金属Pd酸化は低温で直接NO分解のための持続可能な触媒を開発するための重要な因子であることを示唆する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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貴金属触媒 

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