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J-GLOBAL ID：201702228045765472   整理番号：17A1047038

塩酸溶液中におけるフルオロアパタイトの溶解速度論

Dissolution kinetics of fluorapatite in the hydrochloric acid solution

著者 (4件)： BRAHIM Khemaies (Univ. de Tunis El Manar, Tunis, TUN) ,  SOUSSI-BAATOUT Amira (Univ. de Tunis El Manar, Tunis, TUN) ,  KHATTECH Ismail (Univ. de Tunis El Manar, Tunis, TUN) ,  JEMAL Mohamed (Univ. de Tunis El Manar, Tunis, TUN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 129  号： 2  ページ： 701-708  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燐鉱の溶解に利用可能な反応速度論モデルを求めるため,塩酸溶液によるフルオロアパタイトCa₁₀(PO₄)₆F₂の溶解反応について調べた。Heughebaertの方法で合成したフルオロアパタイトをX線回折分析,赤外分光分析及び化学分析でキャラクタリゼーションし,異なる濃度の塩酸溶液(0.1~2M)による異なる固体/液体比率(2.0~4.5mg g^-1)と温度(25~45°C)での溶解反応を示差反応熱量計(DRC)で評価した。溶解速度論は不均一系反応モデルに従う生成灰分層拡散律速過程で活性化エネルギーは21.6±1.5kJ mol^-1,溶解速度は次の半経験的方程式で記述できた。[1+2(1-X)-3(1-X)^2/3]=3195×10^-2C^0.145(S/L)^-0.628e^-2600/Tt;X=q/Q,qは時間tで放出される熱量,Qは全反応エネルギー,S/Lは固体/液体比率,Cは塩酸濃度,Tは温度を表す。

シソーラス用語： *燐灰石 ,  *塩酸 ,  水溶液 ,  *溶解 ,  溶解速度 ,  不均一系反応 ,  レート方程式 ,  濃度依存性 ,  燐鉱 ,  リン酸肥料 ,  化学合成 ,  結晶構造 ,  X線回折分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  熱量測定 ,  熱量計 ,  活性化エネルギー
準シソーラス用語： *フルオロアパタイト ,  溶解速度論 ,  示差反応熱量計

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩酸 ,  溶液 ,  フルオロアパタイト ,  溶解速度論