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J-GLOBAL ID：201702228117662268   整理番号：17A0619575

地場産業を支える公設試験機関の研究開発(その2)難燃性マグネシウム合金鋳造材の不純物制御に関する研究

著者 (2件)： 園田正樹 (大分県産業科技セ) ,  高橋芳朗 (大分県産業科技セ)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 87  号： 6  ページ： 518-525  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 難燃性マグネシウム合金は,燃えにくく,かつ環境に優しい合金として注目されている。しかし,今後,薄肉複雑形状部品などの鋳造に対応するためには,溶湯を高温に保持した状態で鉄等の不純物混入を抑制する溶解方法が求められる。本稿では,るつぼ内壁に表面処理を施すことにより,不純物混入抑制方法の有効性を検証した。るつぼ内壁に見立てたフェライト系ステンレス鋼板にアルミナイズド処理,カロライズ処理,プラズマイオン窒化処理および部分安定化ジルコニア溶射処理の4種類の表面処理を施し,以下の項目を調査した。1)表面処理鋼板上で難燃性マグネシウム合金を溶解した際の鉄の混入状況。2)表面処理層の加熱・冷却の繰り返しに対する耐久性。3)表面処理層の難燃性マグネシウム合金溶湯に対する耐久性。

シソーラス用語： 難燃性 ,  *マグネシウム合金 ,  鋳造 ,  薄肉構造 ,  溶融金属 ,  不純物 ,  汚染 ,  坩堝 ,  内壁 ,  ステンレス鋼 ,  フェライト鋼 ,  鋼板 ,  *アルミナイジング ,  カロライジング ,  イオン窒化 ,  部分安定化ジルコニア ,  *セラミック被覆 ,  鉄 ,  耐久性 ,  熱サイクル ,  鋳物 ,  *融解法

分類 (2件)： 鋳造に関する各種技術  (WC01040B) ,  表面処理一般  (WC08010R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 地場産業 ,  試験 ,  研究 ,  開発 ,  難燃性 ,  マグネシウム合金 ,  鋳造材 ,  不純物制御