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J-GLOBAL ID：201702228131322527   整理番号：17A1557783

初乳と人工栄養の子牛の3種の異なる骨格筋におけるラパマイシンシグナル伝達とユビキチンプロテアソーム関連遺伝子発現の哺乳類標的【Powered by NICT】

Mammalian target of rapamycin signaling and ubiquitin proteasome-related gene expression in 3 different skeletal muscles of colostrum- versus formula-fed calves

著者 (7件)： Sadri H. (Institute of Animal Science, Physiology and Hygiene Unit, University of Bonn, 53111 Bonn, Germany) ,  Sadri H. (Department of Clinical Science, Faculty of Veterinary Medicine, University of Tabriz, 5166616471 Tabriz, Iran) ,  Steinhoff-Wagner J. (Institute of Nutritional Physiology “Oskar Kellner,” Leibniz Institute for Farm Animal Biology, 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Hammon Harald M. (Institute of Nutritional Physiology “Oskar Kellner,” Leibniz Institute for Farm Animal Biology, 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Bruckmaier R.M. (Veterinary Physiology, Vetsuisse Faculty, University of Bern, CH-3012 Bern, Switzerland) ,  Gors S. (Institute of Nutritional Physiology “Oskar Kellner,” Leibniz Institute for Farm Animal Biology, 18196 Dummerstorf, Germany) ,  Sauerwein H. (Institute of Animal Science, Physiology and Hygiene Unit, University of Bonn, 53111 Bonn, Germany)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 100  号： 11  ページ： 9428-9441  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質ターンオーバーの速度は出生後の他の時間よりも新生児期に高かった。ラパマイシン(mTOR)とユビキチン-プロテアソーム系の哺乳類標的は細胞蛋白質ターンオーバーを調節する重要な経路である。本研究の目的は,(1)mTOR経路の重要な成分と新生子牛の骨格筋におけるユビキチン-プロテアソーム系のmRNA豊度に及ぼす給餌初乳と調整粉乳の影響を解明し,(2)種々の筋肉を比較した。ドイツのホルスタイン子牛は,生後4日までの初乳(COL; n=7)または調整粉乳(FOR; n=7)のいずれかを与えた。式および初乳中の栄養素含量は同様であったが,式は低濃度遊離分枝鎖AA(BCAA)と初乳より自由総AA,インシュリンおよびインシュリン様成長因子(IGF)-Iを有していた。血液試料を朝の給餌前および前と2時間4日目に最後の摂食後1D4から採取した。背最長筋(MLD),半腱様筋(MST),およびこう筋(MM)の筋肉試料は,給餌後2時間で4日目に屠殺後に採取した。血しょう中遊離総AA,BCAA,インシュリンおよびIGF-Iの食前濃度は時間とともに変化したが群間で異ならなかった。血しょう遊離総AA,BCAA濃度は,COLが,摂食のための後に増加で減少し,COLよりのにおける高い食後血漿総AA,BCAA濃度をもたらした。血しょうインシュリン濃度は,両グループで摂食後に増加したが,のためのよりCOLの方が高かった。血漿IGF-I濃度はCOLが,摂食のための後も変化しなかったで減少した。3種の異なる骨格筋におけるmTORとリボソーム蛋白質S6キナーゼ1(S6K1)のmRNA豊度はのためのよりCOLの大きく,真核生物翻訳開始因子4E結合蛋白質1(4EBP1)のそれは飼料による影響を受けなかった。ユビキチン活性化酵素(UBA1)とユビキチン結合酵素1(UBE2G1)酵素のmRNA量は,飼料に影響を受けなかったが,ユビキチン結合酵素2(UBE2G2)のそれは大きかった(MLD)またはのよりCOLで大きかった(MM)傾向があった。MLDとMSTにおけるアトロギン-1のmRNA豊度はCOLで低かったのに比べて,筋肉リングフィンガー蛋白質-1(MuRF1)のそれは大きかった(MST)または大きい傾向があった(MLD)。MuRF1mRNAの豊度はMST,MLDで最も高く,MMで最低であった。結果は初乳給餌は筋肉型特異的に蛋白質沈着の高い速度をもたらすことを蛋白質ターンオーバーを刺激する可能性があることを示した。そのような効果は血漿インシュリンにおける食後増加により仲介されると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ユビキチン活性化酵素 ,  IGF1 ,  *プロテアソーム ,  タンパク質 ,  *初乳 ,  新生児 ,  ホルスタイン ,  血漿 ,  インスリン ,  mRNA ,  *遺伝子発現 ,  栄養素 ,  *ユビキチン ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  酵素阻害剤 ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *仔牛 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ラパマイシンの哺乳類標的 ,  ユビキチン-プロテアソーム系 ,  筋 ,  新生児子ウシ

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： ラパマイシン

タイトルに関連する用語 (9件)： 初乳 ,  人工栄養 ,  子牛 ,  骨格筋 ,  ラパマイシン ,  シグナル伝達 ,  遺伝子発現 ,  哺乳類 ,  標的