文献

J-GLOBAL ID：201702228145329030   整理番号：17A1854619

パルスマイクロ放電発光スペクトルを合金試料の元素分析に用いた。【JST・京大機械翻訳】

Elemental Analysis of Alloy Sample with Pulsed Micro-Discharge Optical Emission Spectrometry

著者 (5件)： Wang Xiaohua (厦門大学化学化工学院,譜学分析与儀器教育部重点実験室,福建厦門361005) ,  Li Weifeng (厦門大学化学化工学院,譜学分析与儀器教育部重点実験室,福建厦門361005) ,  Guo Zongwei (厦門大学化学化工学院,譜学分析与儀器教育部重点実験室,福建厦門361005) ,  Hang Wei (厦門大学化学化工学院,譜学分析与儀器教育部重点実験室,福建厦門361005) ,  Huang Benli (厦門大学化学化工学院,譜学分析与儀器教育部重点実験室,福建厦門361005)
資料名： Guangpuxue yu Guangpu Fenxi  (Guangpuxue yu Guangpu Fenxi)
巻： 37  号： 6  ページ： 1661-1666  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2093A  ISSN： 1000-0593  CODEN： GYGFED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 大気圧パルスマイクロ放電によるアルミニウム合金のスペクトル解析を行った。この針板構造マイクロ放電装置は価格が安く、操作が簡便で、分析が速いなどの特徴がある。パルス放電は瞬間的に大きな放電エネルギーを注入し、サンプルの融解を招くことなく、放電の安定性を保証する。いくつかのマイクロ秒の時間において、タングステン針電極に対して約-4000Vの高圧を印加し、電極間に迅速に放電路を形成し、針先端とサンプル間に20Aの電流を形成し、サンプルの剥離を引き起こし、剥離された粒子に対して励起を行った。単一パルス放電エネルギーは約8.5mJであり,エネルギーは電流の形で放電電極に伝達される。腐食形態図により、放電マイクロプラズマは電極の隙間に局在し、針先端の軸方向におけるエネルギー伝達と電流密度は軸外領域よりはるかに高いことが明らかになった。剥離機構と物理的性質を深く研究するために,プラズマ源の電気的性質を論じた。正確な時系列撮影技術によりプラズマの進化過程を観測し、ICCDカメラの快速イメージング結果からプラズマ源寿命はパルス高電圧放電源のパルス幅と相当し、発光強度は放電電流変化傾向と一致することが分かった。分光分析装置と連結し、パルス微小放電の浸食源は合金サンプル中のアルミニウム、マグネシウム、マンガン、銅などの元素原子スペクトル線を有効に励起できる。放電プラズマのスペクトル特性を考察し,プラズマ電子温度と電子密度を,Boltzmann法とStark広がり法を用いて計算し,プラズマ電子励起温度は約6700Kであった。プラズマの電子密度は約1017cm-3であり、放電が局部熱平衡状態にあることを検証した。その定量分析性能を検討した結果、このパルスマイクロ放電プラズマは直接に一種のスペクトル分析源として、アルミニウム合金サンプルの迅速定量分析を実現できることが分かった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アルミニウム ,  *発光スペクトル ,  定量分析 ,  電子密度 ,  電流 ,  アルミニウム合金 ,  プラズマ ,  *放電 ,  タングステン ,  *パルス ,  パルス放電 ,  プラズマ源 ,  電子温度
準シソーラス用語： マイクロプラズマ ,  *マイクロ放電 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Pulsed micro-discharge plasma ,  Spectral analysis ,  Plasma characteristics ,  Elemental analysis

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

タイトルに関連する用語 (6件)： パルス ,  マイクロ放電 ,  発光スペクトル ,  合金 ,  試料 ,  元素分析