文献

J-GLOBAL ID：201702228151184078   整理番号：17A0993174

Niと等原子多成分Ni基合金の照射損傷ビルドアップと転位の発達【Powered by NICT】

Radiation damage buildup and dislocation evolution in Ni and equiatomic multicomponent Ni-based alloys

著者 (6件)： Levo E. (Department of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland) ,  Granberg F. (Department of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland) ,  Fridlund C. (Department of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland) ,  Nordlund K. (Department of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland) ,  Djurabekova F. (Department of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland) ,  Djurabekova F. (Helsinki Institute of Physics, P.O. Box 43, FIN-00014, University of Helsinki, Finland)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 490  ページ： 323-332  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 等原子濃度(「等原子」)の単相多成分合金は有望な機械的性質及び耐食性,次世代原子炉のような危険な環境での利用を意図した材料に求められていることを示すことが証明されている。本論文では,Ni元素の照射と合金NiCo,NiCoCr,NiCoFeとNiFeを模擬した元素組成の影響を評価することによる損傷生成と転位移動度を調べた。欠陥生成と二つの異なるサイズのシミュレーションセル中の転位ネットワークの進化,全ての五つの調べた材料を比較した。欠陥進化における傾向は,異なるセルサイズの間の良好な一致にあることを見出した。損傷は一般的に増加した合金複雑さを減少し,転位の変化は各材料に特異的であり,その複雑さに依存した。合金の複雑性の増加は常に照射下での損傷蓄積に対する感受性低下につながらないことを示した。は,例えば,NiCo合金はNiに非常に類似した挙動を示したが,第三成分としても合金中のFeまたはCrの存在は損傷の飽和レベルを著しく低下させた。さらに,合金における転位変態と欠陥の発展を結合した連続照射からの欠陥数と大きな欠陥ゆらぎが急激に低下し,転位活性から説明できる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 転位網 ,  単相 ,  鉄 ,  原子炉 ,  *ニッケル ,  *合金 ,  クロム ,  *ニッケル合金 ,  機械的性質 ,  ゆらぎ ,  移動度 ,  *照射損傷 ,  感受性 ,  耐食性
準シソーラス用語： 元素組成 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 放射 ,  損傷 ,  等原子 ,  多成分 ,  合金

分類 (1件)： 金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N)

タイトルに関連する用語 (6件)： Ni ,  原子 ,  Ni基合金 ,  照射損傷 ,  転位 ,  発達