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J-GLOBAL ID:201702228214087821   整理番号:17A1115528

miR-219はモノカルボン酸輸送体1を調節することによりクプリゾン誘発脱髄マウスにおける脱髄を減弱する【Powered by NICT】

miR-219 attenuates demyelination in cuprizone-induced demyelinated mice by regulating monocarboxylate transporter 1
著者 (10件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 249-259  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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再ミエリン化は,増殖しているオリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)の困難,OPC分化および/あるいは成熟の阻害,および/またはミエリン鞘の発生での破断のためである多発性硬化症(MS)患者に限られている。in vitro研究は,miR-219は,OPC分化に必要であり,モノカルボン酸輸送体1(MCT1)はオリゴデンドロサイト成熟とミエリン合成に重要な役割を果たしていることを明らかにした。ここでは,miR-219はオリゴデンドロサイト分化を促進し,MCT1の発現を調節することによりクプリゾン(CPZ)誘発脱髄モデルにおける脱髄を低下させる仮説を立てた。CPZ処理マウスは,オープンフィールド試験における不安の有意増加を示したことを見出した。しかし,miR-219は全距離,中心距離と中心部で過ごす時間の平均量の増加により示されるように不安を減少させた。miR-219はOPCの量を減少させ,オリゴデンドロサイトの数とミエリン塩基性蛋白質(MBP)と環状ヌクレオチド3′ホスホジエステラーゼ(CNP)蛋白質のレベルを増加させた。超微細構造研究により,脱髄の程度はmiR-219過剰発現により抑制されたことを確認した。一方,miR-219もオリゴデンドロサイト分化阻害剤の抑制を介して大きく増強されたMCT1発現,Sox6およびHes5,MCT1阻害剤α-シアノ-4-ヒドロキシシンナマート(4 CIN)による処理は,乏突起膠細胞の数とMBPとCNPの蛋白質レベルを減少させた。総合すれば,これらの結果は,in vivoでのMCT1を介してmiR-219の作用の新規モードを示唆し,新しい潜在的再ミエリン化治療標的を提供する可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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細胞膜の輸送  ,  細胞生理一般  ,  中枢神経系 
物質索引 (1件):
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