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J-GLOBAL ID:201702228229433400   整理番号:17A1238627

切除不能な転移性神経内分泌肝腫瘍のイットリウム90マイクロスフェアによる放射線塞栓療法の単一施設での経験【Powered by NICT】

Single-institution experience of radioembolization with yttrium-90 microspheres for unresectable metastatic neuroendocrine liver tumors
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1617-1623  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:本研究の目的は,切除不能転移性肝神経内分泌腫瘍(NET)の治療のためのイットリウム-90(~90Y)ミクロスフェアの有効性を評価することであった。【方法】2006年2月から2015年9月,NETの切除不能肝転移に対する~90Y療法を受けた36人の患者(男性19名,女性17名,年齢63.6±9.4歳)を含み,後ろ向きに分析した。全患者は~90Y治療前処理を受けた。放射線応答,カルチノイド症候群の症状改善,腫瘍マーカーの変化,合併症,副作用/毒性,生存,および生存に関連する因子を評価し,分析した。【結果】 36名の患者のうち,~90Yの平均線量は,全40処理の1.8±0.7GBqであった。全体として病勢コントロール率は治療後3か月で88.9%(32/36)であった。カルチノイド症候群の16名の患者において,15(93.8%)の患者は症状の改善を示した。治療後3か月時点での腫瘍マーカー応答(5-ヒドロキシインドール酢酸[7]およびクロモグラニンA[13])は次の通りであった:非(n=0, 4),部分(n=6, 7),完全(n=1, 2)。放射線誘発消化管潰よう(n=2, 5.6%)を同定した。副作用は疲労(n=31, 86.1%),食欲不振(n=26, 72.2%),悪心(n=15, 41.7%),おう吐(n=14, 38.9%),腹痛(n=10, 27.8%),および発熱(n=8, 22.2%)を含んでいた。平均追跡期間は27.0±16.4か月,41.0か月の生存期間中央値であった。Child-Pugh分類(P=0.008)とリンパ節転移(P=0.045)は全生存率に及ぼす統計的に有意な影響を持っていた。【結論】イットリウム90放射線塞栓療法は他の治療への応答に失敗したNETの切除不能肝転移の治療に効果的である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法 

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