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J-GLOBAL ID:201702228264481122   整理番号:17A1231792

肺扁平上皮癌における予後因子としてのPD-L1蛋白質の発現【Powered by NICT】

The expression of PD-L1 protein as a prognostic factor in lung squamous cell carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 104  ページ: 7-15  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プログラム細胞死-1(PD 1)/プログラム細胞死リガンド1(PD-L1)経路標的免疫療法は肺癌の管理における標準的治療選択肢となっている。肺癌におけるPD-L1蛋白質の発現は予後因子であるまたはPD-1ブロッキング抗体への応答を予測するために期待されている。しかし,肺扁平上皮癌(SCC)におけるPD-L1陽性率と臨床病理学的特徴と患者転帰の間の関係は,不明のままであるPD-L1蛋白質の発現に対する根治的カットオフ値は確立されていないからである。205外科的に切除された原発性肺SCC患者におけるPD-L1蛋白質の発現は抗体クローンSP142による免疫組織化学により評価した。PD L1陽性癌細胞の割合を示すヒストグラムを生成し,1%,5%,10%及び50%とカットオフ値を設定した。さらに,Ki-67免疫組織化学を用いて,これらの腫瘍の増殖能を検討した。106(51.7%),72(35.1%),61(29.7%)と37(18.0%)患者からの試料は1%,5%,10%と50%,それぞれのカットオフ値でのPD-L1蛋白質の発現が陽性であった。Fisherの正確確率検定は,ほとんどすべての因子の,PD-L1陽性は四カットオフ値のいずれとも臨床病理学的特徴と関連していなかったことを示した。単変量および多変量生存分析は,PD L1陽性患者はわずか1%カットオフ値でPD L1陰性患者よりも予後不良であったことを明らかにした。PD L1陽性患者におけるKi-67標識指数はPD L1陰性患者よりも高かった。PD-L1蛋白質の発現が肺SCC患者の予後不良と関連していた。PD-L1の1%カットオフ値は他のカットオフ値よりも優れた予測マーカーになる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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呼吸器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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