文献
J-GLOBAL ID:201702228292039049   整理番号:17A0633100

反射配置で動作するSolcフィルター

Solc filters in a reflective geometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 045703,1-6  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Solcフィルターは,フィルターに含まれる位相差板の数に基づいて定義される方向を持つ積層した等価な位相差素子によって構成される古典的な複屈折フィルターである。この素子には2つのクラスがある。一つは,位相差板のセットの向きは一定であるが,交互の向きを持ち,交差した偏光子の間に挟まれたタイプ,そして他の一つは位相差板は方向は一定の角度で次第に増加するファン型Solcフィルターで,位相差板は平行な偏光子の間に挟まれているタイプである。それらは,バルクの光学位相差板または光ファイバー素子のいずれかによって生み出される。これらの波長フィルタリング特性は,複屈折板によるスペクトルの位相差を通して光の偏光状態を変化させる技法に基づいている。従って,入力偏光子および出力偏光子の相対的な向きを考慮すると,位相差特性は特定の波長でのみ透過率が最大になり,Solcフィルターは選択的なスペクトルフィルターとして機能する。本稿では,反射配置で動作するバルクの光復屈折型Solcフィルターの特性を実験的に研究した結果を報告する。この反射構造は波長に依存しないFresnelロム型4分の1波長位相差板(FR-QWR)の導入が重要である。FR-QWRミラーの組み合わせにより,幅広いスペクトル域を持つ反射型Solcフィルター配置が可能になる。光はフィルターセット内を2回通過するので,有効な位相差板の数は2倍になる。本研究では,静的な水晶板と可変液晶位相差板を備えたシステムを実験的に実証した。このシステムを使用して,スーパーコンティニウムレーザ光源をフィルタリングした。いずれの場合も,Solcフィルターの特性スペクトル透過を再現することができた。本研究において,バルク光学系で実証された配置はコンパクトな一体型Solcフィルターおよび他の関連する複屈折フィルター構造にも実装できると思われる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光デバイス一般 

前のページに戻る