抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超音波を印加すると金属材料が軟化する現象について説明した。塑性変形中の金属材料に超音波を印加すると,印加している間だけ塑性変形抵抗が著しく低下する。この現象はBlaha効果と呼ばれている。次に,超音波接合中の接合界面温度計測および温度制御の方法に関する質問に答えた。微小領域で摺動する界面の温度を正確に計測することは極めて困難で,現在でも超音波接合で温度を適切に制御する技術は確立されていない。また超音波接合と超音波ろう付の違いについて解説した。前者では接合界面と平行に振動側材料が振動することによって相対する接合面を摺動させるが,後者では振動側材料を溶融したろう材を介して接合界面と垂直に振動側材料を振動させるので接合面どうしの摺動が生じない。