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J-GLOBAL ID：201702228330729944   整理番号：17A1831666

大きな風シヤと強化された静的安定性を持つ領域における拡散のためのその意味:中間圏界面と対流圏界面【Powered by NICT】

Large Wind Shears and Their Implications for Diffusion in Regions With Enhanced Static Stability: The Mesopause and the Tropopause

著者 (1件)： Liu H.-L. (High Altitude Observatory, National Center for Atmospheric Research, Boulder, CO, USA)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 122  号： 18  ページ： 9579-9590  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 準一様水平分解能~25km,0.1スケール高さの垂直分解能で,NCAR Whole Atmosphere Community Climate Modelは中間圏界面と熱帯と中緯度対流圏界面付近のピークを持つ水平風の鉛直シヤを生成した。これらの領域では,静的安定性もピーク値に達し,従って動的不安定性の開始前に大きな鉛直シアを可能にした。中間圏界面付近の風シヤピークとシミュレーションからの対流圏界面は観測で同定されたものと良く一致し,大きさ,緯度依存性,および大きなせん断統計を含む。風シヤの確率密度関数と帯状スケールへのそれらの依存性を解析することにより,更に小さい規模での過程,重力波,大きなせん断に大きく寄与し,最大せん断の生成に支配的な役割を果たしている可能性があることが分かった。気候学的津波は大きな風とシヤに対する二次的寄与を持っているが,スペクトル解析は,中間圏と下部熱圏における重力波による風シヤ摂動を調節できることを示唆した。これらの領域におけるトレーサ輸送と混合との関係は二乗平均風,シヤ,および対応する空間スケールモデルの結果からに基づいた拡散係数を推定することにより検討した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： スペクトル解析 ,  *風 ,  *中間圏 ,  *シヤー ,  *中間圏界面 ,  確率密度関数 ,  熱帯 ,  拡散係数 ,  *対流圏界面 ,  剪断 ,  中緯度 ,  下部熱圏 ,  摂動 ,  *ウインドシア
準シソーラス用語： *風シヤ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 風シヤ ,  中間圏界面 ,  対流圏界面 ,  重力波 ,  潮汐 ,  輸送

分類 (3件)： 大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R) ,  成層圏・中間圏  (DC04040D) ,  大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 風シヤ ,  強化 ,  拡散 ,  意味 ,  中間圏界面 ,  対流圏界面