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J-GLOBAL ID：201702228362281046   整理番号：17A0430964

Web情報に関連するストレスエビデンス論文の視覚的提示方法の有効性

著者 (2件)： 山口昌樹 (信州大学 繊維学部) ,  大向一輝 (国立情報学研究所)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 137  号： 2  ページ： 310-316(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,個人がWebに発信したストレスに関連する文書情報から,ストレスに関連するものをクローリングして,それらに関連性が高い医学論文を結び付けて自動的に表示する,ストレスエビデンス・検索エンジン(Ko)を試作した。そして,形態素解析,特徴抽出と類似度計算手法からなる検索エンジンと,これに用いるストレス度を提案し,ストレス度を視覚的に提示するヒューマン・マシン・インタフェイスを試作した。試作した検索エンジンに関して,被験者による実証試験でその有効性を検証したところ,Koを通じて得られる情報は汎用検索よりも多様性が高いこと,Koは判り易く直観的である一方で時間がかかることが示された。結果,Koは作業負担無くストレスの対処法や回復支援に関する情報の検索手段になり得るとみられた。

シソーラス用語： *情報検索 ,  *可視化 ,  *ストレス ,  ヒューマンインタフェイス ,  知識獲得 ,  検索エンジン ,  特徴抽出 ,  形態素解析
準シソーラス用語： *Web情報検索 ,  エビデンス ,  テキストマイニング

著者キーワード (12件)： ヒューマンインタフェース ,  ストレス ,  テキストマイニング ,  検索エンジン ,  web情報 ,  エビデンス ,  human interface ,  stress ,  text mining ,  search engine ,  web article ,  evidence

分類 (2件)： 検索技術  (AC06020S) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (29件)：

• (1) シェルドン コーエン・ロナルドC.ケスラー・リン アンダーウッド ゴードン 編著, 小杉正太郎 監訳:「ストレス測定法」, 川島書店, 東京, pp. 251-324 (1999)
• (2) 山口昌樹:「唾液コルチゾール測定器の開発とビッグデータの活用」, 自律神経, Vol. 51, No. 3, pp. 140-146 (2014)
• (3) 二木鋭雄 編著:「ストレスの科学と健康」, 共立出版, 東京, pp. 155-241 (2008)
• (4) T. H. Nelson : “Complex Information Processing: A File Structure for the Complex, the Changing, and the Indeterminate”, Proceedings of ACM National Conference 1965 (ACM ’65), pp. 84-100 (1965)
• (5) ローネン フェルドマン・ジェイムズ サンガー 著, 辻井潤一 監訳:「テキストマイニングハンドブック」, 東京電機大学出版局, 東京, pp. 1-22 (2010)

タイトルに関連する用語 (6件)： Web ,  ストレス ,  エビデンス ,  論文 ,  視覚 ,  有効性