抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性虚血性脳卒中患者の血清Apelin-13レベルの変化を観察し、その臨床意義を検討する。方法:急性虚血性卒中患者150例を症例群とし、受診した健康なボランティア80例を対照群とした。症例群は入院第1、7、14日目に、対照群は健康診断当日に、ELISA法により血清Apelin-13を測定した。入院第1、7、14日に、症例群の患者に対してアメリカ国立衛生研究院の脳卒中評価尺度(NIHSS)の採点を行い、血清Apelin-13レベルとNIHSS採点の相関性を分析した。症例群に対して3カ月のフォローアップを行い、改良Rankinスケール(mRS)の採点により、最近の予後を評価し、異なる予後(障害と非障害)患者の血清Apelin-13レベルを比較した。結果:症例群の入院1,7,14日目の血清Apelin-13レベルはそれぞれ(0.34±0.05),(0.57±0.03),(0.76±0.04)ng/mL,対照群は(1.43±0.07)ng/mLであった。症例群の入院後1,7,14日目の血清Apelin-13レベルは対照群より低かった(P<0.05)。症例群の入院1,7,14日目における血清Apelin-13レベルとNIHSSスコアとの間に負の相関関係があった(r=0.713,-0.596,-0.607,P<0.05)。フォローアップ3カ月、症例群の非障害者は97例、障害者は53例であった。症例群において,1,7,14日目におけるApelin-13の血清レベルは,それぞれ(0.43±0.09),(0.59±0.15),(0.79±0.08)ng/mLであった。障害者は,それぞれ(0.34±0.07),(0.56±0.05),(0.74±0.11)ng/mLであった。非障害者の入院1、7、14日目の血清Apelin-13レベルはすべて入院の同時間の障害者より高かった(P<0.05)。結論:急性虚血性脳卒中患者の血清Apelin-13レベルは低下し、しかも予後が悪い患者の血清Apelin-13レベルはより低い;Apelin-13のレベルはNIHSSスコアと負の相関があった。血清Apelin-13検査は急性虚血性脳卒中患者の病状と予後評価に役立つ可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】