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J-GLOBAL ID：201702228375584758   整理番号：17A0050022

窒素をドープした金属を含まない活性炭触媒を用いる,ヒドラジンによるフェニルアセチレンのニトロベンゼンを利用する還元:基質および触媒間の相互作用の意義

Nitrobenzene-assisted reduction of phenylacetylene with hydrazine over nitrogen-doped metal-free activated carbon catalyst: Significance of interactions among substrates and catalyst

著者 (3件)： Fujita Shin-ichiro (Division of Applied Chemistry, Faculty of Engineering, Hokkaido University, Sapporo 060-8628, Japan) ,  Asano Sayaka (Division of Applied Chemistry, Faculty of Engineering, Hokkaido University, Sapporo 060-8628, Japan) ,  Arai Masahiko (Division of Applied Chemistry, Faculty of Engineering, Hokkaido University, Sapporo 060-8628, Japan)
資料名： Journal of Molecular Catalysis A: Chemical  (Journal of Molecular Catalysis A: Chemical)
巻： 423  ページ： 181-184  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： B0605C  ISSN： 1381-1169  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒素をドープした活性炭(AC)は,ヒドラジンによるニトロベンゼンの還元を触媒することができたが,ヒドラジンによるフェニルアセチレンの還元を触媒することはできなかった。しかしながら,ニトロベンゼンが反応混合物中に共存するときには,フェニルアセチレンも還元することができた。ニトロベンゼンが,ニトロベンゼンおよびフェニルアセチレン間の分子相互作用によりAC触媒の表面にフェニルアセチレンを吸着することを支援し,ニトロベンゼンおよびフェニルアセチレンの各々アニリンおよびスチレンへの同時還元を可能にすると考えることができた。ニトロベンゼンおよびフェニルアセチレン間の相互作用が起こるためには,窒素種およびあるいは酸素種をAC表面にドープすることが必要であった。以上の結果,窒素および酸素を各々ドープした金属を含まない活性炭材料の新規の興味深い触媒機能を立証することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *窒素 ,  *ドーピング ,  *活性炭 ,  ヒドラジン ,  *接触還元 ,  *触媒反応 ,  分子間相互作用 ,  吸着 ,  添加物効果 ,  触媒活性 ,  芳香族炭化水素 ,  アセチレン化合物 ,  芳香族ニトロ化合物

著者キーワード (5件)： Carbon ,  Nitrogen doping ,  Reduction ,  Phenylacetylene ,  Nitrobenzene

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (2件)： フェニルアセチレン ,  ニトロベンゼン

タイトルに関連する用語 (10件)： 窒素 ,  ドープ ,  活性炭 ,  触媒 ,  ヒドラジン ,  フェニルアセチレン ,  ニトロベンゼン ,  還元 ,  基質 ,  相互作用