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J-GLOBAL ID：201702228381001777   整理番号：17A1536768

地域・事業コーディネート力を発揮した新たな農業農村の創生-4 被災地復興に果たす土地改良区の地域調整力の実情と今後の展望

著者 (4件)： 郷古雅春 (宮城大 食産業学群) ,  友松貴志 (イマジックデザイン) ,  千葉克己 (宮城大 食産業学群) ,  高橋信人 (宮城大 食産業学群)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 85  号： 11  ページ： 1021-1024  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 復興農地整備は東日本大震災の復興に重要な役割を果たしている。その中で受益者などとの調整を担っているのが土地改良区であり,特に換地に関しては,地域の実情に精通した土地改良区でなければ,その実務遂行は難しい。宮城県における復興農地整備で最大の地区数・受益面積を抱える亘理土地改良区において,換地の合意形成と実務に係る労力と時間の削減,事業完了後の施設管理の合理化を目指し,農地基盤地理情報システム(VIMS)を活用した土地改良区換地支援システムを開発した。土地改良区が有する地域・事業コーディネート力は現場では暗黙知として認識されているが,ICTなどの活用を含め形式知化していくことが必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *震災 ,  圃場整備 ,  *回復 ,  *力 ,  *調整 ,  *地域 ,  宮城県 ,  地理情報システム ,  計算機利用システム ,  換地 ,  *地区 ,  *被災
準シソーラス用語： 支援システム ,  地域・事業コーディネート ,  地域調整力 ,  土地改良区 ,  *東日本大震災 ,  農業農村 ,  農地基盤地理情報システム ,  被災地復興 ,  復興農地整備 ,  亘理土地改良区

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (3件)：

• 郷古雅春:東日本大震災で被災した土地改良区の抱える課題と対応,水土の知82(3),pp.23~26(2014)
• 郷古雅春,三輪 弌:地域の資源保全の担い手「土地改良区」の強化と合併問題,農土誌74(3),pp.17~20(2006)
• 郷古雅春,千葉克己,富樫千之,林 貴峰,菅野将央,加藤 徹:東日本大震災で津波被害を受けた農地・農業用施設の復旧・復興の現状と課題,水利科学59(1),pp.57~81(2015)

タイトルに関連する用語 (9件)： 地域 ,  事業 ,  コーディネート ,  農業 ,  農村 ,  被災地 ,  復興 ,  土地改良区 ,  展望