文献

J-GLOBAL ID：201702228398065730   整理番号：17A1047841

ハロゲン化アルキルのための蛋白質に基づく蛍光センサーの構造合成【Powered by NICT】

Structure-guided synthesis of a protein-based fluorescent sensor for alkyl halides

著者 (7件)： Kang Myeong-Gyun (Department of Chemistry, Ulsan National Institute of Science and Technology (UNIST), Ulsan 44919, Korea. [e-mail]) ,  Lee Hakbong ,  Kim Beom Ho ,  Dunbayev Yerkin ,  Seo Jeong Kon ,  Lee Changwook ,  Rhee Hyun-Woo
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 66  ページ： 9226-9229  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハロゲン化アルキルは,潜在的には変異原性発癌物質。しかし,ヒト由来試料中のアルキルハロゲン化物検出のための効率的な蛍光センサはこれまで開発されていない。ここでは,ハロゲン化アルキルの新しい蛋白質ベース蛍光センサを報告した。共有結合した配位子を持つHaloTagホロ結晶構造の解析は,予想外の空洞を明らかにし,新しい蛍光配位子の設計を可能にした。この配位子はHaloTag変異体(M175P)蛋白質への最高蛍光応答(300倍)と最も速い結合動力学(t_1/2<150s)を示した。蛋白質ベースのセンサシステムを,ヒト血清中のハロゲン化アルキルを検出し,リアルタイム蛋白質アルキル化を監視するために使用した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *蛍光センサ ,  *脂肪族ハロゲン化合物 ,  発癌物質 ,  ヒト ,  血清中濃度 ,  *分子設計 ,  タンパク質
準シソーラス用語： HaloTag変異体蛋白質 ,  M175P ,  *ハロゲン化アルキル ,  *リガンド合成 ,  変異原性発癌物質

分類 (4件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  血液検査  (GC02050D) ,  発癌機序・因子  (GE02020C) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ハロゲン化アルキル ,  蛋白質 ,  蛍光センサー