文献

J-GLOBAL ID：201702228424150971   整理番号：17A1488169

南極好冷性Flavobacterium spp.の低温適応における脂肪酸の役割。【Powered by NICT】

Role of fatty acids in cold adaptation of Antarctic psychrophilic Flavobacterium spp.

著者 (1件)： Kralova Stanislava (Czech Collection of Microorganisms, Department of Experimental Biology, Faculty of Science, Masaryk University, Kamenice 5, 62500 Brno, Czech Republic)
資料名： Systematic and Applied Microbiology  (Systematic and Applied Microbiology)
巻： 40  号： 6  ページ： 329-333  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0168A  ISSN： 0723-2020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 冷好む微生物は,極端な寒冷生息場所で生存するそれら多くの適応機構を開発し,細胞膜の適応となる。本研究の焦点は,南極Flavobacterium spp.の膜脂肪酸,寒冷ストレスに応答して適応した。脂肪酸と南極フラボバクテリアの低温応答もFlavobacterium属の中温性および好熱性メンバーと比較した。結果は低温菌はこの属のメソおよび好熱性メンバー,すなわちC_15:1イソG,C_15:0iso,C_15:0アンテイソ,C_15:1ω6c,C_15:0イソ3OH,C_17:1ω6c,C_16:0iso3OHとC_17:0iso3OH,合計特徴3(C_16:1ω7cand/またはC_16:1ω6c)および9(C_16:010-メチルおよび/またはC_17:1イソω9c)種類以上の主要な脂肪酸を生成したことを示した。好冷菌の細胞膜は,分岐と不飽和脂肪酸の主に構成されていたことが示された。結果も南極フラボバクテリウム属は主にそれらの低温適応応答における膜流動性変化の二つの機構を使用したことを示唆した。最初の機構は,脂肪酸の不飽和,分枝脂肪酸のde novo合成に及ぼす第二の機構に基づいた。細胞膜の変化はFlavobacterium属のメンバーのすべてthermotypesでは同様であることが示された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *Flavobacterium ,  生息場所 ,  好熱性 ,  *低温 ,  細胞膜 ,  *南極 ,  低温菌 ,  *脂肪酸 ,  寒冷ストレス ,  *好冷性 ,  不飽和脂肪酸 ,  中温
準シソーラス用語： de novo合成 ,  膜流動性 ,  適応応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Flavobacterium ,  南極細菌 ,  適応 ,  脂肪酸 ,  細胞膜 ,  低温ショック

分類 (2件)： 微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  微生物検査法  (EG02020G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 南極 ,  好冷性 ,  Flavobacterium ,  SPP ,  低温 ,  適応 ,  脂肪酸 ,  役割