抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:双極電気凝固と縫合止血の二種類の方法による腹腔鏡卵巣嚢腫切除術による卵巣機能への影響を検討する。方法:2011年1月から2016年6月までの間に、当院で腹腔鏡下で片側卵巣良性腫瘍切除術を行った患者87例を研究対象とし、患者をランダムに電気凝固群(43例)に分け、双極電気凝固法により残存卵巣と縫合群(44例)を治療した。縫合止血法により残留卵巣を処理した。術前,術後1カ月,術後6カ月の血清エストラジオール(E2),卵胞刺激ホルモン(FSH),黄体形成ホルモン(LH)レベル,FSH/LHと洞卵胞数(AFC)を比較した。結果:手術後のフォローアップにより、19例の患者が失われ、最終的に患者68例が含まれ、その中に電気凝固群32例、縫合群36例が含まれた。術前、両群患者の血清E2、FSHとLHのレベル、及びFSH/LHとAFCの間には有意差がなかった(P>0.05)。術後1カ月と術後6カ月の縫合群の患者のE2、FSHとLHのレベル、及びFSH/LHとAFCは術前と比較して、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。電気凝固群の患者の術後1カ月と術後6カ月に,E2レベルはそれぞれ(150.9±13.80)pmol/Lと(149.2±15.00)pmol/Lで,術前より明らかに低下した(176.6±18.90)pmol/Lであった(P<0.01)。手術後1か月と術後6か月のAFCは,それぞれ(4.99±0.96)と(6.96±1.16)であり,術前と比較して有意に減少した(8.31±1.39)。また、術後1カ月と術後6カ月におけるFSHレベルはそれぞれ(13.9±2.66)U/Lと(14.0±2.59)U/Lで、術前(8.71±2.09)U/Lと比較して明らかに上昇し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。LHレベルは術前と比較して上昇したが,統計的有意差は認められなかった(P>0.05)が,それらの間には有意差は認められなかったが,有意差はなかった(P>0.05)。また、電気凝固群の中で、2例の患者は術後に卵巣の備蓄機能が低下し、縫合群の中に、患者の卵巣備蓄機能の低下がなかった。結論:腹腔鏡下における卵巣良性嚢胞の切除術において、縫合止血法は卵巣機能をよりよく保存できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】