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J-GLOBAL ID:201702228469709874   整理番号:17A1323599

デクスメデトミジンは,心臓外科手術後の非侵襲性換気不応患者に対する救済性鎮静治療の実行可能性研究に用いられている。【JST・京大機械翻訳】

Salvage treatment for non-invasive ventilation intolerance in cardiac surgical patients with dexmedetomidine: a pilot feasibility trial
著者 (11件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 420-425  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2793A  ISSN: 1671-0282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】心臓外科手術後の非侵襲的換気(NIV)による患者の鎮静に及ぼすデクスメデトミジンの鎮静効果,および呼吸機能,血行力学およびNIV失敗率に及ぼす影響を観察する。方法:35例の心臓外科手術後のNIVが低酸素血症を合併しない患者を前向きに収集し、デクスメデトミジンの鎮静を行い、標準化したNIV治療過程を制定した。エンドポイント事件は気管挿管をNIV成功基準とし、気管挿管或いは死亡をNIV失敗基準とする。鎮静の実施前、実施後1時間及びその後の1時間間隔の血圧(BP)、心拍数(HR)、呼吸周波数(RR)を記録し、4時間ごとに動脈血ガス分析を収集した。成功群と失敗群の患者の呼吸機能と血流動力学に対するデクスメデトミジンの影響を観察した。同時に、呼吸機能と血流動力学指標に対してLogistic回帰分析を行い、NIV失敗の危険因子を予測した。結果:35例のNIV不耐患者はデクスメデトミジン鎮静治療を受けた後、NIVの成功は20例(57.14%)、失敗は15例(42.86%)であった。NIV 1 hと4 h後、ベースライン値と比較して、成功群と失敗群の患者のRRはいずれも明らかに低下し、その中で成功群のRRはより低いことが明らかになった。両群患者のPaO2/FiO2はNIV後1hと4hにおいても明らかに改善され、しかも成功群の改善はより明らかであった。HRはNIV後1hと4hでベースライン値と比較して明らかに低下したが、両群間に有意差がなく、PaCO2と平均動脈圧(MAP)は治療過程においていずれも有意な変化がなく、両群間に有意差がなかった。呼吸機能と血行力学的指数をロジスティック回帰によって分析した。結果:NIV 1 h後のRR>23回/min(OR=3.2、95% CI:2.043~4.301、P<0.01)、NIV4h後RR>20回/min(OR=2.1、95%CI:1.659~3.231、P=0.025)。NIVの1時間後にPaO2/FiO2<178mmHg(OR=2.4,95%CI:1.892~3.287,P<0.01)およびNIV 4時間後にPaOJFiO2<185mmHg(OR=1.7,95%CI:1.243~2.365,P=0.041)はNIV失敗を予測する危険因子であった。結論:デクスメデトミジンは,心臓外科手術後のNIV患者における鎮静に対して安全で効果的な方法である可能性が示唆された。早期にNIV失敗の危険因子を識別することは、このような患者に対する適時な介入に役立つと思われる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の臨床医学一般  ,  医療用機器装置 

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