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J-GLOBAL ID:201702228525644443   整理番号:17A0992428

シロアリ駆除剤由来のネオニコチノイド系殺虫剤による室内環境汚染

Indoor Pollution by Neonicotinoid Insecticides used in Termite Controlling Agents
著者 (4件):
資料名:
号: 66  ページ: 225-233  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: G0682A  ISSN: 1348-9046  CODEN: TKAKC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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シロアリ駆除剤由来のネオニコチノイド系殺虫剤による室内汚染の現状を把握するため,室内空気中及びハウスダスト中の濃度測定法を確立し,住宅の調査を行った。空気採取は,石英繊維フィルターを用い,ミニポンプにより72時間行った。空気採取後のフィルターは,アセトンで超音波抽出し,窒素気流下で濃縮後,メタノールに転溶して分析用試料とした。ハウスダストは,掃除機で部屋の床全面を吸引して採取し,メタノールで超音波抽出後,ろ過して分析用試料とした。分析装置にはLC-MS/MSを用い,Positive-ESIモードで分析した。住宅調査は,使用したシロアリ駆除剤の薬剤名が分かっている木造一戸建7軒で行い,室内空気(n=16)及びハウスダスト(n=12)を採取した。調査の結果,シロアリ駆除剤に含有されていたイミダクロプリド及びクロチアニジンが検出され,空気からの検出率は56%,ハウスダストからの検出率は100%であった。濃度最大値は,室内空気ではイミダクロプリド17.6pg/m3,クロチアニジン1,090pg/m3,ハウスダストではイミダクロプリド98,900ng/g,クロチアニジン1,790ng/gであった。これらの値を用いて,室内空気及びハウスダスト由来の両薬剤の曝露量最大値を試算し,それらがADIに占める割合を算出したところ,ADIに占める割合は最大で0.87%であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  空気調和一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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