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J-GLOBAL ID:201702228529855753   整理番号:17A0974644

ラテックスフィルムの高分子拡散を調べるためのピレンエキシマ蛍光の使用

Using Pyrene Excimer Fluorescence To Probe Polymer Diffusion in Latex Films
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1635-1644  発行年: 2017年02月28日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ピレンエキシマフルオレセンス法(PEF)を用いたラテックスフィルム中の隣接ラテックス粒子の高分子間拡散(IPD)を定量的に計測する簡単な手法を開発した。この技術の妥当性を検証するため,2種類のピレン標識ポリ(メタクリル酸n-ブチル)(Py-PBMA)ラテックスと2種類の非蛍光PBMAラテックスからなる4種類のラテックスを調製した。2対のPy-PBMAおよびPBMAラテックスは,分子量および粒子直径の同様の分布を有し,5wt%のPy-PBMAラテックスおよび95wt%の非蛍光PBMAラテックスの組成を有するラテックス分散液の混合物をフィルム状に流延成形した。フィルムの蛍光スペクトルを取得し,ピレンモノマー(IM)およびエキシマ(IE)の蛍光強度の比を計算し,IE/IM比を決定した。次いでラテックスフィルムを75~119°Cに設定した一定温度でアニールした。粒子から拡散した高分子量を表す混合割合(fm)は,アニール時間の関数としてのIE/IM比の変化を計測することによって決定した。次いで,fmプロファイルを分析して高分子拡散係数を得,拡散の見掛けの活性化エネルギー(Ea)が,それぞれ,高分子鎖および低分子量鎖について179±7および170±12kJmol-1に等しいことを明らかにした。WLF方程式のc1およびc2パラメータは,それぞれ11±2および170±30Kと計算された。Ea値およびc1およびc2パラメータは,他の方法によってPBMAについて以前に算出された値とほぼ一致し,PEF実験がラテックスフィルムのIPDをプローブするための有効な実験的手段であることを確認した。
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分類 (4件):
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高分子固体の物理的性質  ,  固体中の拡散一般  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  分光分析 
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