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J-GLOBAL ID：201702228557547293   整理番号：17A0664204

バイオディーゼル生産のためのNannochloropsis gaditanaのin situエステル交換における効率的な溶媒熱合成湿潤

Efficient solvothermal wet in situ transesterification of Nannochloropsis gaditana for biodiesel production

著者 (3件)： KIM Bora (KAIST, Daejeon, KOR) ,  CHANG Yong Keun (KAIST, Daejeon, KOR) ,  LEE Jae W. (KAIST, Daejeon, KOR)
資料名： Bioprocess and Biosystems Engineering  (Bioprocess and Biosystems Engineering)
巻： 40  号： 5  ページ： 723-730  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： E0175D  ISSN： 1615-7591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nannochloropsis gaditanaからのバイオディーゼル生産を増加させるために,最適なin situエステル交換条件の確立を試みた。以前の研究で用いた90~125°Cの温度では高酸濃度が必要だったため,より少ない酸触媒での反応を期待できる150°C,170°Cの温度を検討した。硫酸量の最適化を行った後に収率を測定したところ,以前の条件では硫酸を26.7%(v/v)必要としたが,170°Cの条件で必要な硫酸量は0.58%(v/v)であり,これにより十分な収率で脂肪酸エチルエステル(FAEE)を得ることができた。これらの反応は微量のクロロホルムあるいはエタノールの添加でさらに向上できた。エステル交換反応の過程で,Na⁺,K⁺,Ca²⁺,あるいはMg²⁺といったイオンは水相に移行するため,有機相の産物は高品質だった。GC-MSとICP-MSで本プロセスで産生したバイオディーゼルの特徴を調べた。170°Cのin situエステル交換条件を用いることで,含水微細藻類から高収率で高品質の産物を得ることができると結論付けた。

シソーラス用語： *藻類 ,  酸触媒反応 ,  *バイオディーゼル燃料 ,  *エステル交換 ,  化学合成 ,  水熱合成 ,  *カルボン酸エステル ,  脂肪酸 ,  硫酸 ,  GC-MS分析 ,  ICP-MS分析 ,  温度依存性
準シソーラス用語： *Nannochloropsis gaditana ,  微細藻類 ,  in situ反応 ,  溶媒熱合成 ,  *脂肪酸エチルエステル

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： バイオディーゼル ,  Nannochloropsis ,  エステル交換 ,  溶媒熱合成 ,  湿潤