抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国土調査は,国土調査法に基づき,国土の実態を科学的かつ総合的に調査することを目的として行われるものであり,「土地分類調査」,「水調査」,及び「地籍調査」の三種に分類される。その中で,主に市町村から発注されている地籍調査は,公図をもとに,毎筆(1筆)の土地について,所有者・地番・地目の調査並びに境界を確認し,その結果を地図及び簿冊にとりまとめることで,その成果は,不動産登記の基礎資料,また公共事業の実施,土地利用計画の策定,災害時の復興等の基礎資料となる。宮城県川崎町では,昭和54年から町全体面積270.80km
2の内,178.10km
2を対象に地籍調査を実施しており,平成28年3月31日現在,進捗率75%となる132.97km
2が完了している。本稿では,町の大半を山岳丘陵地帯が占める川崎町で実施している地籍調査の現状と課題について記した。