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J-GLOBAL ID:201702228626927910   整理番号:17A1553194

キウイフルーツアクチニジンは消化唾液アミラーゼではなく胃リパーゼ【Powered by NICT】

Kiwifruit actinidin digests salivary amylase but not gastric lipase
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 3339-3345  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キウイフルーツは,強い活性は肉軟化剤として使用されるキーウィフルーツ可能にするシステインプロテアーゼアクチニジンを含んでいた。これは消化酵素,蛋白質,はアクチニジンによる分解に感受性である可能性を提起する。唾液アミラーゼと胃リパーゼはアクチニジンの最高濃度に曝露されている十二指腸酵素である胃液によるアクチニジンの希釈,不活性化に起因するアクチニジンにより不活性化される可能性が低かった。六人のボランティアの唾液はActinidia deliciosaホモジネートに曝露し,その結果,澱粉消化酵素であるα-アミラーゼの損失について検討した。唾液中の唾液アミラーゼ濃度の既知分布と一致して,ボランティアグループ内のアミラーゼ活性の範囲は約100倍変化した。3部品のインキュベーションの5分内で唾液37°Cで一部緑色キーウィフルーツ,アミラーゼ活性の約85%が失われた。システインプロテイナーゼの選択的阻害剤,E-64の使用はアミラーゼ機能の損失はアクチニジンによることを確認した。アミラーゼ蛋白質分解はSDS-PAGE及びウェスタンブロット法により追跡した。組換ヒト胃リパーゼは30分インキュベーション後でもキウイフルーツによる消化に抵抗し,この期間後に機能的に活性を維持した。山地パパイヤおよびパイナップル抽出物の両者は30分消化期間中完全に胃リパーゼを分解した。調理した澱粉はキウイフルーツと共に摂取される条件下では,澱粉消化は遅れることがあるが,胃における脂質消化は,キーウィフルーツ消費による影響ではない可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
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分類 (5件):
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果実とその加工品  ,  乳製品  ,  酵素一般  ,  生理活性ペプチド  ,  糖質の代謝と栄養 
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