抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:てんかん患者の末梢血中の微量元素亜鉛、銅レベルの変化及びその意義を検討する。方法:58例のてんかん患児を症例群とし、疾患経過によりA群(<1年)(n=21)、B群(1~<3年)(n=14)、C群(3~<5年)(n=13)、D群(≧5年)(n=10)に分けた。脳電図異常の程度により、軽度異常群(n=23)、中度異常群(n=17)、重度異常群(n=18)に分けた。てんかん患者の前回のてんかん発作により、今回の採血時間をA1群(<10d)(n=19)、B1群(11~30d)(n=22)、C1群(31~90d)(n=10)、D1群(≧91d)(n=7)に分けた。同時期にランダムに30例の健康診断児童を選び、対照群とした。末梢血における亜鉛と銅の濃度を,BH5100型タングステン原子吸光分析によって測定した。結果:症例群の末梢血における亜鉛レベルは対照群より低く、銅レベルは対照群より高く(P<0.05)、B、C、D群の亜鉛レベルはA群より低く、C群、D群はB群より低く、D群はC群より低かった(P<0.05)。各群の末梢血中の銅レベルを比較すると、いずれもP>0.05であった。重度異常群、中度異常群の亜鉛レベルは中度異常群より低く、しかも重度異常群は中度異常群より低かった(P<0.05)。各群の末梢血中の銅レベルを比較すると、いずれもP>0.05、B1、C1、D1群の末梢血中の亜鉛レベルはA1群より高く、C1、D1群はB1群より高く、D1群はC1群より高かった(P<0.05)。各群の末梢血中の銅レベルを比較すると、いずれもP>0.05であった。結論:てんかん患児の末梢血中の亜鉛レベルは低下し、銅レベルは上昇し、血液中の亜鉛レベルは脳電図異常の程度、病気経過、てんかん発作の採血時間と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】